スクリーンショット_2019-09-07_23

大規模地震時医療搬送訓練@千葉 ①

昨日は何故かログインできず、初めて投稿できない、、という事態に陥り、なんとか「毎日更新」を続けてきたのに落ち込んでおります。プレミアムプランで予定、投稿するしかないかと、思案中です。

さて、昨日今日と表題の訓練に参加しましたので、本当はリアルタイムにレポートしようとしていましたが、そんな理由で、本日まとめてご報告。

本訓練は、毎年内閣府主催で、DMAT(Disaster Medical Assistance Team)を中心として大規模な地震時にどうやって医療体制を維持するかというのを、全国からDMATを集めてやってしまおうという、とんでもなく人手と労力をかけた訓練です。今年は東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県の一都三県の行政機関、医療機関、自衛隊、企業、NEXCOなどを巻き込んだ、首都直下型地震を想定したシミュレーションでした。

私はここ数年、小児周産期医療に関わる訓練企画を担当させていただいており、今年は千葉県の訓練企画を担当させていただきました。

発災!

訓練は9/6 11:00 に首都直下型地震が発生したという想定でスタートします。
千葉県庁に参集し、DMAT の本部が立ち上がります。

県内の状況を順次把握していきます。

一夜明けて、、、、

一夜明けて、被災状況が徐々に明らかになり、全国からDMATが集まってきます。私たち「災害時小児周産期リエゾン」も県庁に参集し、活動を開始しました。

周りには、DMAT本部

DPAT(Disaster Psychiatric Assistance Team) という精神科の先生方によるチーム

道路情報などを随時調査してくれるISUT

などをはじめ、たくさんの部門が立ち上がり、それぞれの仕事をこなしていきます。災害時小児周産期リエゾンはこれらの部門と協力しながら、限られたリソースの中で、妊婦/褥婦、新生児、そして小児にとって最善の医療が提供されるよう尽力します。

県庁本部の雰囲気が伝わりますかね。リエゾンの活躍については明日!

小児科、小児集中治療室を中心に研修後、現在、救命救急センターに勤務しています。 全てのこども達が安心して暮らせる社会を作るべく、専門性と専門性の交差点で双方の価値を最大化していきます。 小児科専門医/救急科専門医/経営学修士(MBA)/日本DMAT隊員/災害時小児周産期リエゾン