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自然が美しい映像美で心浄化🧘‍♀️映画3選


Netflixおすすめシリーズ第2弾

今回は

"観るとうっとり心が浄化される映像美"

が素晴らしい映画3作をご紹介します。


「ビッグ・フィッシュ」(2003)

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時間/ 125分 監督/ ティム・バートン キャスト/ ユアン・マクレガー 他

予告編

あらすじ

父エドワードの死期が迫っている知らせを受け里帰りをした息子ウィル。父はいつも得意の作り話を聞かせ、街の人気者だったが次第にウィルは父にうんざりし距離を置くようになっていた。最後に父の本当の話を聞きたいと願うウィルと父の絆を描く感動ファンタジーストーリー。

ティム・バートン監督のダニエル・ウォレス「ビッグ・フィッシュ 父と子の物語」が原作。

なんといっても劇中に出てくる幻の町"スペクター"が美しく魅力的で心踊らされます。

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父のホラ話(=ビッグフィッシュ)によって、現実と空想とのふたつの世界を上手く混ぜ込ませた不思議な感覚の余韻が残ります。

ティム・バートンの自由でいつまでも純粋な心をもった世界観がとても美しく可視化されており、さすがだなと。ほっこり温かい気持ちに包まれる世界に迷い込みたい方におすすめの作品です!


「海街diary」(2015)

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時間/ 126分 監督/ 是枝裕和 キャスト/ 綾瀬はるか、長澤まさみ 他

予告編

まず、キャストが素晴らしい!

綾瀬はるか、長澤まさみ、広瀬すず、夏帆…これだけでもう目の保養になりそうです。

あらすじ

鎌倉に住む3姉妹は父と母が家を出て行ってから祖母と3人で暮らしているが父の葬式で腹違いの妹すずに出会い、鎌倉で一緒に暮らさない?という提案から4姉妹新たな共同生活が始まる。徐々に絆を深め本当の家族になっていく姿が描かれた作品。

今作は「そして父になる」でも有名な是枝裕和が監督を務めます。また、カンヌ映画祭のコンペティション部門に出品、各界から注目を集め第39回日本アカデミー賞などの賞を受賞しています。

-鎌倉が舞台となる海の街が美しく映し出される。

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四季の変化を大事にすべく、実際に住む鎌倉住民からの目線で撮影されたそうです。

作中、食事シーンが頻繁に出てきてお腹が空いてきます‥まさに、生しらす丼は鎌倉に行った際ぜひ食べたいですね。


「ROMA/ ローマ」(2018)

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時間/ 135分 監督/ アルフォンソ・キュアロン キャスト/ ヤリャッツァ・アパリシオ 他

予告編

監督アルフォンソ・キュアロン自らの幼少期の記憶を元にした半自伝的な作品。

あらすじ

舞台は70年代のメキシコシティ郊外。ある医師の家族の家政婦として働くクレオ。家族が幸せに暮らしていた矢先、夫には実は愛人がおり突然出張を装い出て行ってしまう。家族に一気に将来の不安が押し寄せ、クレオもまた恋人との間に子供を宿すのだが…

この時代を懸命に生きながら生きるとは、死とは何かと考えさせられる感動物語です。


モノクロ映画で記憶を表現した作品。

当時の自宅に近づける為、実際に家具を親戚などからかき集め使ったという小話もあり、かなりのこだわりから感じられる趣があります。

さらにそこに光が加わることで輝きが増し、物語の深みが強調されます。

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出演者はほとんど無名な役者ばかり、そして実際の医師や看護師を起用しているにも関わらず自然な演技にどんどん引き込まれていきます。主人公クレアはアカデミー最優秀主演女優賞にノミネートされるほどの演技を披露している。

ラストにかけての主人公が死を顧みず取った行動には思わず感動します。

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また、60年代〜70年代にかけての反政府デモ"血の木曜日"事件が生と死というテーマにも大きく関係していると感じます。

とてもダイナミックで、しかし全体が美しく繊細な印象を与え、次第に勇気が湧いてくるそんな作品です。


最後に


これを書いていると自分も足を伸ばしてどこか旅にでも出たくなる気持ちにかられましたが、ぐっとこらえておうちにある観葉植物達に癒されていました。笑

このステイホーム期間が落ち着き、気兼ねなく外出できる日が来たときには思いっきり自然に触れたいですね。

その日がくるまで、今回ご紹介した映画で少しでも癒されて頂けたら嬉しいです。


Filmarks: @mmko1220

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