見出し画像

お金のかかる息子だ

最近のファッション業界は、大変らしい。

ファストファッションが流行った影響で、低コストでも立派な製品が出来上がる証明がされてしまったので、いろいろ消費者にばれてしまい、高い価格帯の店舗が苦労しているらしい。

ZOZOタウンでも、顔ぶれが一掃されているらしいのである。

服飾の専門学校でファッションを学んだ影響で、機能重視、流行を追わない、清潔であればよし、位のロードワーブになった。

ハンドメイドをやっている影響で、どうして、自分は、着飾らないのか、知っている人には、良く突っ込まれる。

人の手で意図的に作り出された流行が、馬鹿らしいからである。

そんな私も、DCブランド全盛期、おこづかいで、BIGIのロゴ入りトレーナーを購入し、トレーナーを裏返して、高校の制服の上から着ていたこともある。

高校の校則が華美でないものだったので、大きいロゴ入りトレーナーは華美であると判断し、裏返して、トレーナーを着用していたのである。

確かに、ブランド物は、手触りがいい。

着心地もいいし、しっかりしている。

でも、その感触が、ユニクロの出現で、ひっくり返っちゃったのである。

最近のユニクロは、ちょっと、品質は、劣りますがね。

さて、うちの息子福山。

旦那に似たのか、スポーツをしていた影響か、最近の若者のような細身の服が体に合わない。

筋トレをしているわけではないが、かなり体格のいい方で、大学の入学式のスーツを探した時に、体形にあうスーツを探すのが大変だった。

そんな先日。

大学入学時に、なけなしのパート代で、息子福山の通学用のワードローブを揃えてあげたのだけれど、2留という事で、未だ、大学生のまま、服だけが傷み、再び、服探しが始まったのである。

パンツ類は、ユニクロで良いのだけれど、トップスやアウターは、ユニクロではかわいそうと、頭をひねる。

生活圏内に、腐るほど、洋服屋はあるが、

スポーツマン体型である事から、簡単には、みつからない。

そこで、ちょっと足を延ばして、ショッピングモールのショップに見に出かけた。

そこで、目が留まったのが、タケオキクチである。

平日という事で、店舗はすいていて、店員さんが丁寧にあれこれ、商品を出してくれた。

息子福山は、買うつもりが無かったのであるが、実際に着てみたアウターが、息子福山の体に馴染んで、フォルムが美しい。

なので、そこで大枚はたいた。

やっぱりいいものは、わかるらしい。

着ていると着心地がいいと、息子福山は、気に入ったらしい。

金のかかる息子だな。

そういえば、ライティングのオファーが入った。

今回は、扱いが丁寧だ。

今回のお仕事で、収入が入ったら、今度は、自分のワードローブでもそろえようと考えている。


いただいたサポートで美味しいものを食べて、次のnoteに活かします。