想像力の大切さ
仕事で大切な事は、想像力です。
学校の提出物は、締切に間に合わなければそれだけでアウトですよね。でも、締切に出しても評価には個人差が生まれます。
あんなに時間をかけて、頑張って提出物を作ったのに評価が低くって悲しい思いをした方も多いのではないでしょうか?
受験勉強でも一日10何時間勉強すれば合格できるなんて情報を聞いて、机に向かっていたけれども結果が出なかった人も。
一生懸命やっているのだから、努力を認めてもらいたいと思う気持ちもわからなくないのですが。
大切な事は2点あります。
高い評価を受けている人は、こつをつかみこなしているという事と、いくら時間をかけていても結果が伴わないと評価には繋がらないという事です。
こつと言うものは、経験値でゲットできる人もいれば、永遠に気が付くことが出来ない人もいますが、こつとは、重要なポイントをきちんと理解して仕事をこなしているかいないかの違いです。
レポートをいくら時間を長くかけて書いたとしても、その主題に対するキーワードを取り上げていなければ評価は低くなることと同じように、仕事でもポイントがあるんです。
締切に合わせて、ただただ取り組んで時間を費やすよりも、ポイントを押さえる事が出来たら短時間で仕事が片付くこともあるのです。
昔、新人を指導して逆恨みをされ、いじめていると勘違いをされた事がありました。
まだ、大量の請求書の封筒に切手を貼っていた当時の事です。
その新人は、切手のシートから、点線にあわせて切り取る事が出来ず切手が欠けてしまったりしている上に、封筒に貼る時にななめに貼ったりと想像を絶する事をしたのですが、締切に仕事が終わった事で満足をしてました。
そこで、アジフライの雷が落ちたんです。
切手のシートから綺麗に切手を切り離す事が出来るように点線で折り目をつけて切り離す事や、欠けている切手や封筒に斜めに切手を貼る事によって、郵便を受け取った人がどう感じるかを教育的指導をしたのです。
切手は点線で折る事によって、スムーズに切手のシートから切手を切り離す事が出来るし、切手を貼る作業も位置を確認するだけで、決して手間が増える事ではありません。
最近まで働いていたパートでも新人がこんな事をやらかしました。
お客様にお渡しするプレゼントのリボンを新人が結ぶのですが、いつも縦結びなんです。だから、いつも注意するんですけど気にしないんですよね。
リボンを結ぶときには、結ぶ方法は2通しかありません。蝶結びになるか縦結びになるかの2通です。一度、真剣に向き合ってリボンを結ぶ練習をする事によって、リボンを綺麗に蝶結びに結べるのですよ。
ちょっとした仕事の方法を変えるだけで、短時間に質の良い仕事が出来るのです。
仕事で注意をされた時に耳をふさぐのではなく、仕事の評価を上げるチャンスなんです。日頃、注意をしてくれる人の見極めは大事です。仕事に直結しない注意ばかりする人は、うるさいくそばばあでいいですけどね。
想像するのです。評価をしてくれる相手の笑顔を。
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