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わかりやすい現金な性格

今月末までの仕事が終了し、アウトソーシングの営業が忙しい。

長期の仕事も確保しつつ、単発の仕事もこなす。

長期のお仕事は、テストを受けて結果待ちだからである。

今日は、割の良い仕事を見つけた。

動画を2時間近く見て、200文字の感想を書く仕事である。

なんて、ラッキーな仕事だろう。

そして、勉強になりそうな仕事である。

たまに、お金をもらいながら勉強が出来る仕事があるのである。

仕事を応募して、そうそうに、契約が結べた。

早速、動画を確認すると、実にだるい。

心地よい声なので、音声を聞く分には問題が無いのであるが、内容がだるい。

なので、2倍速で動画をみた。

2倍速で動画をみていたら、息子福山がリビングに現れた。

「これこれ、こんな仕事で、〇〇円。」と息子福山に伝えると、俺もやりたいとのたまう。

それぐらい、割の良い仕事である。

2倍速の音声を聞いた息子福山が、「ひろゆきみたいだね。」とのたまう。

そうか、ひろゆきのしゃべりは、早いんだねと、二人で納得する。

動画の音声を聞きながら、メモをとり、Twitterをながめる。

なにしろ、200文字の感想をかかねばならないので、その点は、ぬかり無い。

半分の時間で動画の視聴が終わり、noteを開き、感想を書き始めた。

よくやる方法である。

noteでは、文字数が表示されるので、便利なのである。

どうやら、この仕事の動画は、啓発商材らしいので、書いた感想に嘘があっては、被害者が出た場合に気持ちが悪いから、本当の事しか書かなかった。

動画のポイント、ポイントで、キャッチーな言葉は、めもってある。

割の良い仕事だからと、感想を練りに練る。

なぜだかわからないが、うまい具合に、書き始めると、200文字に収まるのだ。

もちろん、批判の感想などは書かない。

あくまでも前向きの感想だ。

なんて、完ぺきな出来上がりと、自分をほめ、納品した。

感想には、年齢と性別とペンネームをつける。

年齢に対する適正なペンネームに時間がかかった。

啓発商材だからである。

最初、ペンギンの種類の名前にしようと考えたが、その派生から、年齢にふさわしく、好印象のペンネームが思いついた。

仕事を契約してから、あっという間に納品が出来た。

そして、納品してから、チャリンと換金するまでもあっという間であった。

感想についての評価も良かったみたいである。

こんな割の良い仕事ばかりだと嬉しいのであるが、現実は厳しい。

割のいい仕事程、サービス精神半端ない。

私は、現金な性格なんだな。


いただいたサポートで美味しいものを食べて、次のnoteに活かします。