いつもは鳴らぬスマホに着信
のんびりしていた金曜日の午後に、スマホが鳴った。
税理士さんだった。
最近、ちっとも私のスマホには、着信が無い。
父親の介護中は、すごく活躍した。
ケアマネージャーとの連絡事項に、すごく活躍したのだ。
もちろん、かけ放題もつけていた。
今年、実家を処分する時も、不動産屋との連絡で電話を使いそうだったので、かけ放題の設定にしていたが、現在は、10分かけ放題の設定である。
たまに、旦那がかけてくるぐらいで、スマホは鳴らない。
そのスマホが、突如として鳴ったのである。
実は、先日、税理士さんに電話をしたのである。
実家を処分したので、来年の確定申告をしなければいけないのだけれど、自分では、ちょっと難しそうなので、税理士の先生にお願いしようと考えたからである。
電話をした税理士さんには、昔、無料で、青色申告の指導を数回していただいたつながりで、年賀状の交換で繋がっていたのである。
青色申告の指導をしていただいたのは、何年前であろうか?
でも、税理士の先生から何の用事なのだろうかと、頭の中は、はてなマークでいっぱいだった。
確定申告の話は、来年の1月に連絡くださいという話で終わった話であった。
税理士さんの話によると、古い家屋だと、3000万の控除が出来て、確定申告の必要が無い事についての話であった。
残念ながら、それには当てはまらなかった。
もちろん、税金を払わないでいい方法は、洗いざらい調べつくしているのである。
なにやら、5月あたりに自宅を訪問してくださって、税金がいくらかかるのか計算してくださるという提案であった。
今年の一月に、他の税理士さん相談で、だいたいの金額が出ている事を告げると、じゃあ、やっぱり、来年の一月に連絡くださいという話に落ち着いた。
しかし、ありがたい事である。
そんなにお金にならない案件なのに、心配してご連絡いただけるなんて。
大したお金にならないけれど、無料で青色申告の指導をしていただいたので、税理士さんをたのまざる負えない時には、お願いしようと考えていたのである。
父親が他界した今、私のスマホの着信は、限られた数人しかいない。
ほぼ、スマホは、目覚まし化している。
あとは、外出先での雑誌を読むぐらいである。
もう、10分のかけ放題も解約してもいいぐらい、電話の機能をはたしていない。
月々770円を断捨離してしまおうか?
通話料を払った方が、安いかもしれない。
悩ましい問題である。
スマホ代は、自分で払っているから、自分の思いのままなのだ。
10分かけ放題は、自分にとって、保険なんだよな。と。
いただいたサポートで美味しいものを食べて、次のnoteに活かします。