目覚めると、怖い
息子福山の就職が決まってからのここ数日、夜寝る前に、『怖い』と不安に押しつぶされそうになっています。
これと同じような現象が、昔、ありました。
それは、両親の介護が始まった夜の事です。
両親の介護をするにあたって、実家で同居という選択肢はありませんでした。
その為、介護が大変になったら、アジフライひとり、実家に住み込んで介護にあたる事になっていたからです。
いつもの通り、平々凡々とまったりした毎日が壊れる恐怖から、夜寝る前になると、『怖い』という不安に押しつぶされそうになっていたんです。
今回の恐怖も再び、息子福山の就職で、平穏な日々が失われるのではないかという思いが強く出ました。
両親の介護の時は、主治医より不安薬をいただいて、服用していたのですが、どうやら不安薬を服用すると、狭心症のような症状が出るきっかけにもなっている過去があるので、今回は、不安薬は封印しました。
昨日の朝、目覚めた瞬間、『怖い』という感情で押しつぶされてしまいました。
夜では無く、目覚めた瞬間の出来事でしたので、すごく怖かったです。
たまたまリビングでテレビをみていた旦那に、怖いという状態を話、助けを求めました。
息子福山が、春から一人暮らしをするにあたって、現在住んでいるこの賃貸もすぐに引っ越さなければいけないのではないかと、気が焦り、将来、どうなってしまうのかと頭が混乱していたのが、原因のようです。
旦那に、両親の介護が始まった時も同じ事が起きた事を話したら、この不安は、普通の事だから、持病の関係で不安が出ているわけでは無いと言われました。
いつの間にか、息子福山は頼る対象になっていた模様。
それなのに、目の前から消えてしまい、これから誰に頼ればよいのか、なんて、気弱な自分が少し恥ずかしかったです。
嫌ですね。
年を取るって。
でも、わかっているのです。
事が始まる時は、『怖い』という感情に振り回されてのたうち回りますが、そのあとは、淡々と物事をこなしていける事を。
両親の介護だってそうでした。
のんきに怖いなんて感情を持つ時間もないほど、物事をこなす事に振り回されていましたから。
昨晩も『怖い』という不安に押しつぶされそうでした。
当の息子福山は、のんきです。
息子福山は、当たり前のように、いろいろ頼ってきます。
頼れば、それなりに対応してきたので、今は、当たり前の事柄なのだけれど。
息子福山に春までに、トイレ掃除の仕方と洗濯のやりかたなどを教え込まなければいけません。
弱音を吐いてばかりもいられないと、考える今日この頃です。
いただいたサポートで美味しいものを食べて、次のnoteに活かします。