坂本龍馬さんの和歌ーいつかまた会おう。信じる心とともに生きてゆくー
“又あふと 思ふ心をしるべにて 道なき世にも 出づる旅かな”
”進む道の見えぬ世に旅にでるのだなぁ。あなたにいつかまた会おう、そう信じる心に導かれながら。”
坂本龍馬さんや、妻のおりょうさんの和歌が好き。この歌は、龍馬さんが伏見から江戸へ旅立つとき、おりょうさんへ贈った歌だという。
進む道の見えない世、大切な人に会えない悲しみ。現代にも通ずるものがある気がして、改めて読み返してみた。
2人は、どんな人だったのだろう。どんな言葉を交わしたのだろう。
真実は、2人にしか分からないから... 私の愛する2人の物語は、真実のように見える虚構なのかもしれない。
それでも。155年前、彼らが夢を追い、大切な人を想い、生きた地で、
私たちもまた夢を追い、大切な人を想い、生きている事実が、たまらなく愛おしく思えた。
コロナ禍で人と会う機会がなくなり、かといってオンラインで人に会うことも叶わない祖母。サポートいただく御心遣いは、彼女のような高齢の方の孤独をなくすために活かさせていただきます。