出張の前日乗り込み時の楽しみ方
アラフィフ責任世代のあなたへ
おはようございます。
野のへらぶな釣り心整家(しんせいか)の
佐藤泰東(さとう やすはる)です。
昨日は出張の前乗り込みのため
日曜日に旭川に移動しました。
今日はかなり写真多めです。
あなたにも、私と一緒に
その場所へ行った気分になって
楽しんでもらえたら嬉しいです。
昨日の記事はこちら。
ホテル→OTOKOYAMA SAKE PARK
ホテルに到着したのは15時
管理職の私は、休日勤務をしても
残業代は貰えません。
特に急いでやらなければならない
タスクはないので
余暇を楽しむことを
ためらう必要はありません。
ただ、この時間から
外出するとなると
すぐ日が暮れてしまいます。
旭川という地域を考えると
日没後の冷え込みは
関東地方暮らしの
私にとっては辛い。
それじゃ、何処へ行こうか?
ということになりますが
私はこの出張が決まる前から
旭川に来たら行きたい場所が
決まっていました。
それはこちらです。
男山酒造の
OTOKOYAMA SAKE PARKです。
1. 日本酒、男山とは
日本酒「男山」は、旭川の地酒です。
1977年、日本酒では世界初となる
モンドセレクション金賞を受賞。
以来48年連続で
海外の酒類コンクールで
金賞を受賞し続けている銘酒です。
こんな素晴らしいお酒を
作っているところを
見られる博物館があることを
事前のリサーチで
把握していました。
2. 私の旭川観光お気に入りの場所その1 「三浦綾子文学館」
前回、10月の旭川出張時は
もう一つ、どうしても
行ってみたい場所がありました。
三浦綾子記念文学館と外国樹見本林です。
学生時代に読んで感銘を受けた小説
「氷点」の著者、三浦綾子さんの作品、
生き様を知ることが出来る場所。
そして、小説の舞台となった
外国樹見本林の風景
若き日に、小説の切ない世界に引き込まれ
続・氷点の上下巻まで
一気に読んだ時のことを思い出しました。
そちらが自分の中で
優先度第一位でした。
3. 私の旭川観光お気に入りの場所その2「OTOKOYAMA SAKE PARK」
2つの観光地を半日で周るのが
時間的に厳しかったため
SAKE PARKは今回に
持ち越しとなったのです。
と言っても、もし
今回の出張がなければ
今度いつチャンスが巡ってくるか
わかりませんでした。
15時30分
ホテルにチェックインを済ませ
部屋にキャリーケースと
リュックを置いて
身軽になってから
ホテルを出発しました。
SAKE PARKまでは
路線バスに乗って20分ほど。
SAKE PARKに到着したのは
閉館の1時間前の16時ちょうど。
今回どうしてもここに
来たかった理由
それは...
男山ブランドの日本酒を
無料で試飲出来る
サービスがあるからです。
「結局酒が飲みたかっただけかい!」
という苦笑をするあなたの姿が
目に浮かびますが
そんなこと気にしていられません!
そこに美味しい酒がタダで
飲める場所があるのなら
そりゃ、行きたくなるでしょう。(笑)
4. 日本酒は外国人観光客にも大人気!
同じ考えのお客さんが沢山いましたよ〜。
それも、驚いたことに
海外からのお客さんが多いのなんの。
日本人よりも外国人の観光客の方が
圧倒的に多かったです。
それだけ海外でも有名な
観光地ってことですね。
以前、何かのテレビ番組で見たのですが
アメリカでは、日本酒を
ワインのように嗜む人のための
バーが人気だとか。
統計によると、確かに日本酒を嗜む外国人は
増えているようです。
5. 無料試飲を目指して!
この無料試飲サービス
最終受付が16:30と言うことで
酒造り資料館を
あまりのんびり見ていると
せっかくここまで来たのに
日本酒にありつけなくなってしまうので
資料館見学は足早に済ませました。
(でも、ちゃんと酒造りの工程は
動画を最初から最後まで観ましたよ。)
お酒の試飲が出来る場所は
今は敷地内をちょっと歩いた場所にある
新しい建物に移ったそうです。
酒造り資料館の建物を出たすぐ横に
この醸造所で酒造りに使われている
名水の泉がありました。
一般の人が無料で水を汲んでいける
場所もありました。
お目当ての試飲コーナーは
こちらから入りました。
入り口からワクワクさせてくれる
佇まいです。
そして、お目当ての試飲コーナーはこちら!
右から順に、
辛口純米酒3種
甘口純米酒2種
プレミアムな純米大吟醸酒が3種
(これだけ有料(1杯当たり200円))
受付で無料試飲用のコインを
3枚渡されるので
お好みのお酒を3種類
試飲(1杯15ml)できます。
私は
超辛口の国芳乃名取酒
蔵元限定 甘口純米酒
超甘口 復古酒
を試飲しました。
一番辛いお酒
一番甘いお酒
甘口でフルーティーなお酒
と、特徴が際立つ3種類を選んだので
それぞれの独特な風味と味わいを
楽しませて頂きました。
ただ、まだ飲んでいないお酒
それもこの酒造会社の
最高級品が、すぐ目の前にありました。
せっかくここまで来たのに
これを飲まないでどうする?
たった200円払えば
25mlも最高級のお酒を
味わうことができるのです。
(ちょっと酔いが回って
気が大きくなっていたかも...)
ということで
再び試飲受付に行き
200円を払って有料用の
コインを1枚もらって
最高級のコンクール金賞受賞の
男山純米大吟醸を試飲!
いやぁ〜淡麗ですっきりとした飲みくち。
清楚で上品な味わいとは
このことを言うのでしょう。
喉をスーッと通り抜けていきました。
ここまで合計70mlの日本酒を頂き
ちょっとほろ酔い状態です。
目的を果たして満足し
ちょっと余裕ができたので
店内(ここではお酒の販売と
お酒の材料を使った飲み物や
スイーツを提供する
ユニークなカフェもやっています。)を物色。
すると、私の目が止まったのがこれ!
酔っ払ってしまったせいか
気持ちが大きくなって
勢いがついてしまった(笑)
これ食べたい
昔から酒粕好きの私
(酒粕で作った甘酒を
子供の頃から飲んでいました!
アルコールは入ってないですよね?(汗))
これに手を出さないわけがありません。
スプーンを突き刺して掬おうとしたら
カッチカチで刺さらない...
早く食べたいので
両手でカップを包み込んで
ハンドパワーで周囲を溶かします。
2、3分かけて少し周囲が
柔くなったのを見計らい
スプーンを捩じ込みました(笑)
いやぁ〜、酒粕の香りが鼻に抜けて
程よいアイスクリームの甘さと
マッチしています。
絶妙な味です。
こういう繊細な味は
やはり日本酒の酒粕だからこそ
醸し出せるのでしょうね。
もう思い残すことは何もない
ということで
ホテルに帰ります。
OTOKOYAMA SAKE PARK→旭川駅
1. 宗谷本線永山駅を目指す
元来た道をバスで帰ろうと思ったのですが
Google MAPが提案したルートは
もっと先までバスで行き
JR永山駅から宗谷本線の列車で
旭川に戻るルートでした。
てっきりバスでしか帰れないと
思っていたら
鉄道を使えると知り
鉄道好きの私はむしろラッキーと
内心ワクワクしました。
今まで一度も乗ったことのない
宗谷本線の列車に乗れる。
こんな経験
なかなか出来るもんじゃない。
旭川から北の区間は
非電化の路線なので
私の大好きな気動車に乗車出来る。
最寄りのバス停から
永山駅付近のバス停まで移動
そこから駅までは徒歩3分ほど。
歩道にも雪がありますが
雪かきしてある部分を
滑らないように気をつけて歩きます。
小さなJR永山駅も駅舎が見えてきました。
このローカル線感、哀愁があって
そそられますね〜。
2. 宗谷本線の普通列車で旭川駅へ
到着したのは一両編成の気動車
雪まみれの車両が健気です。
雪に覆われた風景が流れて行きます。
見知らぬ町から宵の口に列車に乗る。
旅情をしみじみ感じます。
なんだか出張にきていることを忘れ
まるで一人旅に来ているような
錯覚に陥ります。
ほんの10分少々で終点の旭川駅に到着です。
何度かこの駅には来ていますが
ホームに降り立つのは初めてです。
3. 旭川駅で鉄道好き熱量が上がりまくる
列車に乗ったおかげで
この風景を見ることができました。
時刻表を見ると
別のホームに札幌行きの
特急列車が停車しているようです。
鉄道好きの血が騒ぎます。
早速隣のホームに移動!
いい年をしたおっさんが
まるで子供のようです。
幸運なことに、同時に2本の
特急列車を見ることができました。
今日は最高な日です!
旭川到着後のわずか3時間ほどでしたが
濃密で極上の時間を過ごせました。
自分の好奇心に従って
行動すると見ることが
出来る景色がある。
仕事だけにがんじがらめにされずに
限られた自由時間を目一杯楽しむことで
明日からまた頑張ろう!
というエネルギーに変わります。
今日はいつもより
饒舌になってしまいましたね。
ここまで読んで頂き
ありがとうございます。
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