【予防編その1:貧血】医療従事者が伝える健康診断からわかる事
厚生労働省が提示する
労働安全衛生法に基づく定期健康診断
をもとにお話をさせていただきます。
下のURLから
労働安全衛生法に基づく定期健康診断
の内容を見ることができます
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11201000-Roudoukijunkyoku-Soumuka/0000136750.pdf
注意
医療従事者の知識をもとに
解説しますが、鵜呑みにはしないでください。
これ、ネットの常識。
➀~⑤
①既往歴及び業務歴の調査
②自覚症状及び他覚症状の有無の検査
③身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
④胸部エックス線検査及び喀痰検査
⑤血圧の測定
以上の5項目に関して
特に予防策はありません。
既往歴は過去の自分だし
自覚症状があったとして
持病とうまく付き合っているはずなので
大丈夫でしょう。
強いて言うなら
体重と腹囲でしょうか。
食生活と日々の運動をしてくださいとしか
言いようがありません。
血圧も
ただ血圧が高い人は
基本的にはいなくて
なにか病気や原因があって
結果として血圧が異常値を示すので
血圧だけを取り上げて
対策することは正しくありません。
ではここから
何が原因で
どうしたらいいのかを
お教えします。
⑥貧血検査(血色素量、赤血球数)
貧血のイメージは
学校の朝礼で
「フラッとして」倒れる場面を
想像すると思います。
実際の貧血は
血液中の赤血球数が減り
全身へ酸素の運搬が不十分な状態を言います。
血液を作るには
赤血球の主成分は鉄です。
聞いたことがあると思いますが
鉄分が不足すると貧血になる。
これは正しいです。
また、体の組織を作る際に必ず
材料と、それを作る指令を出すホルモンがあります。
赤血球を作る指示を出すホルモンは
腎臓から分泌されエリスロポエチンという名前が付いています。
以上の事から
血液を作るためには
【腎臓が血液を作るホルモンを分泌】し
材料である【鉄分が十分にある】ことが必須です。
腎臓を大事にするには
腎臓は毛細血管の集まりです。
血管を大事にすることを意識すれば
腎臓は自ずと元気になります。
水分を十分に採る。
十分な睡眠をとる
塩分や脂肪を採り過ぎない
適度な運動
トイレを我慢しない
当たり前と言えば
当たり前なのですが
当たり前が一番重要です。
「腎臓を大事にするには」とか
「腎臓に良い食べ物」とか
「腎臓を悪化させない方法」とかで
検索をすれば、たくさん出てきます。
いろいろ調べて見てください。
あと、腎臓が悪くなった時に起きる症状として
尿の色が濁ったり、泡立ったりします。
また、尿の中に血液が含まれると
赤黒い色をしています。
本来、腎臓では
体中の過剰な水分と
老廃物のみを尿として排出します。
詳しい話はかなり専門的になりますので
興味のある人は
私のライブ配信で質問してください。
優しく教えますw
腎臓にとってNGな行為
普段あまり水分を摂らず
コーヒーを飲んでいる人いませんか?
コーヒーには
ご存じカフェインが含まれています。
結論から言うと
日常的に脱水症状を起こし
尿路結石ができやすくなります。
アルコールにも
カフェインと同じ利尿作用があり
一時的に身体が脱水症状になります。
アルコールを飲んだ場合
飲んだアルコールの
1.1倍の水分が尿として出るらしいです。
脱水になれば腎臓のみならず
全身の血の巡りが悪くなるため
肌も乾燥するし冷え性にもなるでしょう。
普段から
あまり水分を摂らない人は
1日でいいので
飲めるだけの水を飲んでみてください。
次の日の体調の変化を
感じるはずです。
その他
カフェインを含む飲み物は
紅茶や緑茶があげられますので
注意してみてください。
最後に
う~ん・・・
赤血球の話だけで
これだけ長くなってしまうとは。
これから先
もっと長くなる気がして
仕方ありませんw
どうか、最後までお付き合いください。
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