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エッセイあれこれ

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2023年7月の記事一覧

 凡庸雑記「五本指」久しぶりに日部ラムファイブフィンガーズを履いた おまけに 甲府写真

凡庸雑記「五本指」久しぶりに日部ラムファイブフィンガーズを履いた おまけに 甲府写真

梅雨も明けて夏になったので、靴箱から引っ張り出したのが、ビルラムファイブフィンガーズ。知る人ぞ知る五本指シューズ。

最近全く履いていなかったので、捨てようかなと思ったのだけど、一万円以上した靴だし、一時期かなり履いたけど、ほつれや型崩れがなくしっかりしているので、そのうちいつか履くだろうと、靴箱の肥やしとなっていた。

梅雨も明けて、猛暑が続いている今日この頃、履くのなら今だろうと、試しに履いて

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凡庸雑記「商売」愚鈍な天才には自信ある商売人が必要?

凡庸雑記「商売」愚鈍な天才には自信ある商売人が必要?

昨日書いた新田氏の写真の話。僕の常識としては、写真家と謳うならば、それで、それのみで生活が出来ていることだと考えていた。

それを、写真で生活するための糧を得ることを、潔いのか、真摯なのか、捨て。写真を撮ること、自分の創作品を、生活から離したことに、頭をガツンと殴られたような感動みたいなものを受けた。

あれほど、人の命に寄り添った、それでいて、他者に対して余計な力みのない、正直、素晴らしいとしか

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凡庸雑記「放棄」林忠彦賞と木村伊兵衛賞を受賞した新田樹氏の話

凡庸雑記「放棄」林忠彦賞と木村伊兵衛賞を受賞した新田樹氏の話

創作したものの価値は、評価の度合いは、すなわちお金であると、感じてしまう。良いのか悪いのか、世の中の純粋な創作に対する表面的な趣向ならば、即答でそんなもんじゃぁないと言うべきだ。だけど。

自然な心の発露を基準にするならば、僕みたいな節操も無い人間は、どうしても、こうしても、財布の厚みを気にしてしまう。

こんなことを書いたなら身も蓋もないが、全く稼げない創造者よりも、ふんだんに稼いでいるそちらの

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