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休むはずがいろいろ考えてしまってもいい。

 「ゆっくり休んで回復しようと思ったのに、いろいろと考えてしまい休めなかった・・・。」「じっとしていると、いろいろと考えてしまう」などということはないでしょうか。そんなときは、「休む」ということをしたかったのに、その目的が思うように達成されず、嫌な気持ちになったりするかもしれません。また、周りからは、充分休んでいるように見えても、休まらない自分がいるため、実際には休めていないのに、周りは充分休んだだろうと思うことにより、周りからの理解が薄かったり、それが原因で自分自身も自己否定につながったりして、どんどん悪い風に考えがちかもしれません。しかし、いろいろと考えてしまうということは、悪いことではありません。いろいろと気づきすぎるから、その分、考えてしまうのかもしれませんが、気づくことは素晴らしいことであり、それについていろいろと考えて深めようとするのも素晴らしいことです。休むはずが、いろいろと考えてしまう場合に、それは、自分にとっては仕方のないこと、逆に周りの人には、できないことであると捉えて、自分のペースを大切に進んでいくことが大切です。

休む時間は人それぞれ。

 周りの人と自分とで、休む時間というのは、同じなのでしょうか。また、つかれやすさは、同じなのでしょうか。いろいろと考えてしまう人は、心の回復の時間というのは、人よりも時間がかかるものではないでしょうか。すぐに元気になるのであれば、それに越したことはないかもしれませんが、実際には、そううまくはいかないことが多かったり、ほとんどかもしれません。まずは、周りと比べて、休む時間がたくさん必要であると自覚していくことが大切かもしれません。そして、つかれるのも、周りの人より、早いかもしれません。つかれやすく、休まりにくい。そのため、いつも元気に見える人たちと比べると、すぐにつかれてしまうし、その割に、休む時間はたくさん必要だしということで、実際に元気に活動できる時間は、少ないかもしれません。そのこと自体は、たしかに、がっかりするようなことかもしれませんし、これまでもがっかりしてきたかもしれません。特に、周りと同じくらいやらなければならないことがあるのに、つかれやすく休まりにくい状況だと、限られた時間でやらなければならなかったりして、さらに、つらいかもしれません。他にも、そういった状況のせいで、周りと同じくらいやりたくても、なかなかそのようにはできないという場合にも、とてもつらい気持ちになるかもしれません。たしかに、休む時間が長いとできることも少ないかもしれませんが、それは、個性にすぎず、自分の要素の1つであるから、それで自分を否定してしまう必要はありません。たまたま、元気な人たちが、過ごしやすいような社会が形成されていて、それに合わせづらい個性があるだけであり、要因は社会にあるのに、自分を否定してしまうと、さらに気分が落ち込んでしまいます。

自分との対話が多くなる。

 休む時間が長く、いろいろと考えてしまうということは、自分との対話が多いということでもあります。いろいろと考えてしまうことで苦しいと思ってしまうということは、あまり対話をしていないということになりますが、それは無理もありません。つかれているときに考えるというのは、あまり良いことではないことが多いからです。そのため、せっかく、休むことで自分と向き合う時間が多くても、つかれていると、あまり良いことを考えないため、なかなか休まらない上に、さらに嫌な考えが巡って、さらに休まらないという悪循環になる。という場合があるかもしれません。場合によっては、休んだはずが、かえってつかれてしまったという場合も生じるかもしれません。どうしたら、気持ちよく休めるのか。思い切って、休み切ることが大切かもしれません。自分が自分に設けた休む時間よりも、もっと大きく休むということです。その基準として、自然と前向きに自分との対話ができるくらいになっているということが挙げられます。それくらいになるまで休めて、休むといえるのかもしれません。やはり、どうしても、休みすぎないように、回復しないうちに、休みを終えてしまいがちかもしれませんが、そうではなく、自分の中で、前向きな自分との対話ができるようなくらいにまで、とことん休むことを意識する。普段、自分と向き合って、他の人よりもいろいろと考えていることが多いでしょう。人一倍考えていることが多いでしょう。その考える力を、前向きに考えることであったり、自分を活かす方向性を考えることであったり、自分のやりたいことを考えることであったり、そういったことに、たくさん注げることができれば、いろいろと素敵なアイデアが浮かび、毎日の日常も輝きを見せるかもしれません。

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