パトル | AI x Biz

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チョコザップ通い始めました。 ビジネスに役立つAIの情報を発信しています。 普段は新規事業や経営管理の責任者。 AIベンチャーの生成AI関連の事業立ち上げアドバイザーとかもやってます。 最近Google Generative AI Fundamentalsを取得しました。

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  • AIのビジネスインサイト

    AIビジネスの動向を知りたい!エンジニアじゃないけどわかりやすくAIを知りたい!といった方向けの記事です。

最近の記事

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【ChatGPT】業務用途ごとに活用方法をまとめたサイトを作ってみた。

概要こんにちは、パトルです。 ChatGPTを業務に活用したいクライアントの相談にのることがあるのですが、やりたいと思われていたことが、ChatGPTでは解決できないことがよくあります。 ChatGPTで出来ることを理解していないので、業務での有効な活用の検討が出来ていないのだと思います。 色々考えた結果、ChatGPTで出来ることを知ってもらうには、業務シーンをなるべく具体化して、プロンプトを含めたChatGPTの使い方を何度も伝える中で、活用の法則性を学んで頂くの

    • AIを使ってプログラミングの勉強をしたら捗りすぎた件

      こんにちは、非エンジニアのパトルです。 私は普段生成AIをよく使いますが、少し深い所に入っていくとプログラミングの知識が必要になってくることが多く、プログラミングを勉強したいと思っていました。 そんな私が、以下の3拍子を兼ね備えた勉強法を考えて実践したところ、すごく効率良く学ぶことができたので記事にしようと思いました。 安い ⇒ 無料! まとまった時間が不要 ⇒ 通勤電車の隙間時間が中心! わかりやすい ⇒ AIに聞く 私はこれで、Python, Javascri

      • Heygenで作ったチャットボットが世の中に少ない理由

        こんにちは、パトルです。 Heygenって知っていますか? 静止画を動かしてしゃべらせたり、チャットボットとして動かすことでまるで本当の人としゃべっているかのように見せることができるサービスです。 一時期注目されていたので知っている人は多いかと思います。 上の動画はモナ・リザをしゃべらせています。 (クリックするとyoutubeへとびます) 本当の人がしゃべっている動画とモナ・リザの静止画をアップロードして合成したディープフェイクです。 普通のディープフェイクと違

        • 道徳ゼロのChatGPT「FreedomGPT」がヤバい。

          こんにちは、パトルです。 ChatGPTなどほとんどの生成AIサービスは、危険な情報を出力しないようにガードレールが設定されています。たとえば、犯罪を行うためのアドバイスをもらおうとすると、回答を拒否されます。 FreedomGPTはガードレールがない文章生成AIサービスです(タイトルではChatGPTと表現していますがOpenAI社は関係ありません)。なぜこんな危険なサービスを紹介するかというと、国際的に検討されているAI規制の本質を実感できるからです。 Freedo

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          【悲報】ChatGPTが新車を1ドルで勝手に売ってくる事案が発生

          こんにちは、パトルです。 2023年12月17日、カルフォルニアのシボレーの販売店で使われている顧客対応用のChatGPTが、プロンプトインジェクション(AIのハッキングみたいなやつ)にあって、多大な特典を付与したり、新車を1ドルで売ってしまう事案が発生しました。 今回は、このショッキングな事案の概要、どういうプロンプトインジェクションが用いられたのか、損害状況などを解説しながら、プロンプトインジェクションのリスクを勉強したいと思います。 概要今回の舞台はカルフォルニア

          【悲報】ChatGPTが新車を1ドルで勝手に売ってくる事案が発生

          ビルゲイツによる2023年の総括(和訳)

          こんにちは、パトルです。 マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ氏は毎年年末に「ゲイツノート」という記事を公開します。内容は政治、経済、国際、環境、ヘルスケアなど多岐に渡ります。読書家であり今でも様々な国際会議に参加しているゲイツ氏の知見が集約されています。 ただ実際に見てみるとわかるのですがとにかく分量が多い!英語でこんなに読めないよ!という方が多いのではないでしょうか。そこでClaudeというAIを使って和訳しました。 ※以下和訳 私にとって、今年は孫の祖父にな

          ビルゲイツによる2023年の総括(和訳)

          ChatGPTを業務活用してわかった課題

          こんにちは、本業でAzure OpenAI Serviceの導入支援に関わっているパトルです。 Azure OpenAI Serviceとは、マイクロソフトのクラウドでChatGPTを運用することでセキュリティを強化するサービスです。Azure OpenAIを使うことでセキュアに社内文書を活用して文章を生成することもできます。 普段ChatGPTを業務で使う支援をしているのですが、実際に導入するのは意外と甘くはありません。ChatGPTでちょっと遊ぶ程度には問題はないので

          ChatGPTを業務活用してわかった課題

          AIが普及すると2030年には大型火力発電所を580個新設しなきゃいけないって知ってた?

          こんにちは、パトルです。 よくデータセンターは消費電力が大きいといわれますよね。AIの処理にもデータセンターが使われます。 2023年11月17日の自民党による「AIの進化と実装に関するプロジェクトチーム」でもソフトバンクとNTTが電力問題を取り上げていました。その際、AIがどれだけ電力が必要なのか紹介されていたので記事にしました。 AIの消費電力このままAIが普及すると2030年には2020年の250倍以上の計算能力が必要になります。その電力量は大型火力発電580基に

          AIが普及すると2030年には大型火力発電所を580個新設しなきゃいけないって知ってた?

          サム追放の論点は「サムが人間に害するAIを作ったか」

          こんにちは、パトルです。 サム・アルトマンが解任されたり、マイクロソフトに転職するのか話題になったりと、X(Twitter)で騒がれています。 Xは当事者が投稿するので何が真相かわかりづらいため、なるべく事実っぽいものをベースに整理しました(全部英語原文で確認してます!)。そして、最後に哲学的なことも少し考えます。 OpenAIの組織構造上記のXにOpenAIの組織と説明が投稿されています。要するに、営利目的のOpenAI Global LLCの上位に非営利目的のOpe

          サム追放の論点は「サムが人間に害するAIを作ったか」

          スイング画像をアップすると改善点を教えてくれるゴルフAIを紹介(精度良し)

          こんにちは、パトルです。 ゴルフを教えてくれるチャットボットを作成しました。文字で聞いても教えてくれますが、すごいのはスイング画像をアップロードしても改善点を正確に教えてくれることです。今回のAIはGPTsというサービスを使って私が作ったものです。無料なので試してみてください! 使い方まずこちらへアクセスします。 https://chat.openai.com/g/g-ngbx1MTi5-goruhunoxian-sheng ※2023年11月17日時点では、ChatG

          スイング画像をアップすると改善点を教えてくれるゴルフAIを紹介(精度良し)

          ChatGPTに個人情報を入力したらアウトか!?個人情報保護法の観点

          こんにちは、最近本業とは別にAIベンチャーで生成AI事業の立ち上げをしているタコ足人間のパトルです。 今まではAIと著作権というテーマで記事を書くことは多かったのですが、今回は個人情報保護法とAIについてわずか1000字で結論まで書いていきます。 生成AIと個人情報保護法の関係個人情報保護法、面倒で覚える気も起きないですよね。でも生成AI系のビジネスをやっていると問題になるケースもあります。たとえば、ChatGPTに個人情報を入力したら第三者(OpenAI)への漏洩させた

          ChatGPTに個人情報を入力したらアウトか!?個人情報保護法の観点

          遅ればせながら自己紹介です。

          こんにちは、パトルです。 皆さんプロフィールを作られているようなので、私も遅ればせながら作成することにしました。 あげてる記事noteでは経営者の方が参考にして頂けるようなAIに関する記事を2-3日に一回アップしています。非エンジニアやAIガチ勢ではない方にもわかりやすい記事を心がけています。そのため、市場動向を中心に取り上げており、技術的な内容は少なめにしています。海外の最新情報を紹介することも多いです。 経営全般を見ている経験、バイリンガル(ネイティブではないです)

          遅ればせながら自己紹介です。

          サム・アルトマンが紹介した最先端の視覚支援AIツール「Be My Eyes」を解説

          こんにちは、パトルです。 2023年11月7日に、OpenAI DevDayというイベントが開催され、OpenAIのCEOであるサム・アルトマンがChatGPTのアップデートを紹介しました。 その中で、「Be My Eyes」というツールに触れられました。「Be My Eyes」は視覚支援のツールで、スマホのカメラをかざすことで何が写っているのかを教えてくれるアプリです。実際にアプリを落として操作してみましたので紹介したいと思います。 もともとは視覚障がい者と支援者を繋

          サム・アルトマンが紹介した最先端の視覚支援AIツール「Be My Eyes」を解説

          小学5年生が開発した会話支援AIツール「Be Free」の衝撃

          こんにちは、パトルです。 今回は、小学5年生が発表した場面緘黙向けのAIツール「Be Free」を紹介します。久しぶりに感動しました! 場面緘黙(かんもく)とは発声器官の障害がなく言語能力がある人が、特定の場面や状況で話すことができなくなる精神疾患です。 たとえば、家族とは問題なく話せるにもかかわらず、幼稚園や学校では全くしゃべることができなくなったり、思ったことをうまく話せなくなったりする場合があります。 「Be Free」とは場面緘黙の人を目的に作られた支援ツールで

          小学5年生が開発した会話支援AIツール「Be Free」の衝撃

          【年明けが天王山】GAFAM vs クリエイター連合 ~生成AIの著作権論争~

          こんにちは、パトルです。 クリエイティブやAI界隈の人はみんな興味を持っている生成AIの著作権問題の現状についてお話します。ちなみに、私はAI推進派ではありますが、著作権の問題に関しては複雑な気持ちもあり、双方の立場で今まで記事を書いてきました。それでは本題です。 生成AIの著作権問題をおさらい生成AIの著作権で日本で一番話題になっているのは、クリエイターの文章や画像が無断でLLM(大規模言語モデル)に学習されている問題ではないかと思います。一方、これに対応する有効な法律

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          発達障害者向けAIサポートツールgoblin.toolsを紹介

          こんにちは、パトルです。 今回は、米国で話題になったgoblin.toolsを紹介します。 goblin.toolsは、主にニューロダイバーシティ(神経多様性)のある人々が苦労するタスクを手助けするためにデザインされたツールです。フリーランスのソフトウェアエンジニアであるBram De Buyserによって作成・管理されています。 ツール自体は英語ですが、日本語入力すれば日本語でも対応できます。シンプルなツールなので英語が読めなくても使うことはできます。 goblin

          発達障害者向けAIサポートツールgoblin.toolsを紹介