Patent & Marketing

「特許の視点から見たマーケティング」、「マーケティングの視点から見た特許」の2方向から…

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「特許の視点から見たマーケティング」、「マーケティングの視点から見た特許」の2方向から特許とマーケティングの関係を研究しています。 現在は「マーケティングの視点で読み解く特許法」というノートを主に執筆していきます。 特許法やマーケティングについての質問や相談にもお答えします。

マガジン

  • マーケティングの視点で読み解く特許法

    日本の特許法の重要条文をマーケティングの視点で解説していきます。他法域や条約の条文についても必要あれば言及します。

最近の記事

ズーム社vsNECネッツエスアイ社(ZVC社)の係争に関するこれまでのまとめ

【9/24追記】9/21に投稿して既にかなり多くの誤った記載が見つかっており注記して修正をしています。当職の業務上の信頼を考えた場合には何の中期もせず修正してしまったほうが都合がいいですし何より読みづらいという問題もあるのですが、他人の間違いを見て同じ間違いをしないようにしてもらうことを目的として修正箇所は注記を付けた形で残すことにしました。【追記ここまで】 先週の金曜日に、音響機器の株式会社ズーム(以下ズーム社)が、Zoom Video Communications, I

    • 弁理士試験の勉強方法に関するQ&A

      弁理士の佐藤です。Twitterのアーカイブをダウンロードしたら過去のツイートから弁理士試験の勉強法について役立ちそうな情報が出てきたので記事に起こしました。 以前Twitterやskypeで弁理士試験の受験相談にのっていたことがあり、質問に対する回答をgoogle docsでまとめていたのですが、その内容をさらに再編成したのが以下となります。参考になれば幸いです。 条文の覚え方条文の覚え方の流れは、その条文が大枠として何を決めたいのかを知ることから始まると思います。数行

      • 知財業界での夢と希望 ~弁理士を知って、試験に受からず挫折しかけ、それでも弁理士になって、退職してそれから~

        弁理士の佐藤寿です。今までTwitterでは弁理士であることは表に出していなかったのですが、状況の変化などもありましたので今後は隠さずやっていこうと思います。 今日7月1日は弁理士の日というのもあり、弁理士内田浩輔さんのブログの弁理士の日記念ブログ企画2021に飛び入り参加させていただきます。企画のページはこちらから↓ 今回は、自分の知財業界での区切りを迎えたのもあり、今までの知財キャリアを振り返り、始まりから思い出話試験での苦労話などつらつらと書いていきたいと思います。

        • このnoteでの今後の情報発信について

          6/21に、以下のホームページを作成しました。 このホームページでは、特許やマーケットの分析など実務家向けの情報を発信していきます。 これに伴い、このnoteは弁理士試験の情報のまとめなどを載せていきたいと思います。

        ズーム社vsNECネッツエスアイ社(ZVC社)の係争に関するこれまでのまとめ

        マガジン

        • マーケティングの視点で読み解く特許法
          3本

        記事

          読取装置特許(特許6469758号等)の無効審判・訴訟、ビジネス、ライセンスに関するまとめ

          ↓のツイートで言った通りまとめてみました。 注意事項 どちらかというと弁理士とか弁理士試験受験生のような事案の研究(勉強)をしたい人向けで書いてるので、面白半分の一般人が適当にググってヒットしないように社名等は本文中に書いていません。画像を参照しながら読んでくださいね。あと時系列の整理を主目的にしているので各審判等の内容は、主文とかのポイント以外ほとんど読んでいないです。基本的に出典ありのことを書いてますが、必要に応じて注記しながら推測も交えてして書いてます。 では、内容

          読取装置特許(特許6469758号等)の無効審判・訴訟、ビジネス、ライセンスに関するまとめ

          ロゴを作ろう

          1案目:イマイチ垢抜けない感じ。 2案目:割とまとまってきた感じがする。

          ロゴを作ろう

          半導体関係情報ソースまとめ

          Twitterで知った情報ソースをまとめ始めました。 業界団体 semi JEITA 電子情報技術産業協会 新聞・ニュースサイト系 EE Times Japan Tech+ PC Watch semiportal http://www.semiconportal.com/ マイナビニュース(服部毅氏の記事一覧) EMS One TechInsights コリア・エレクトロニクス 経済ニュース - ワイズコンサルティング 個人系 微細加工研究所・湯之上.NET アナログ

          半導体関係情報ソースまとめ

          弁理士試験関連ツイートまとめ2020

          弁理士試験関連ツイートまとめ2020

          弁理士試験のおすすめサイト

          弁理士試験を受験するのによく参照するページをまとめました。 追加予定です。 【特許庁関連】 HOME https://www.jpo.go.jp/ 弁理士試験 https://www.jpo.go.jp/news/benrishi/index.html  願書を取り寄せたり日程を確認したりでよく確認するページ 令和2年度弁理士試験合格発表 https://www.jpo.go.jp/news/benrishi/shiken-kekka/2020gokaku.html 28

          弁理士試験のおすすめサイト

          特許法第17条の2第1項

          ●条文:  特許出願人は、特許をすべき旨の査定の謄本の送達前においては、願書に添付した明細書、特許請求の範囲又は図面について補正をすることができる。 (以下略) ●法律としての概要: この条は、特許出願(特許庁への申請)の際に提出する書類のうち「発明」が記載された明細書(発明の説明をする書面)などについて、補正という手続きで修正することができることが規定されています。 別の条文で詳細の説明はしますが、日本の特許法では「先願主義」という制度を採用しています。これは、早く特許庁

          特許法第17条の2第1項

          特許法第2条

          ●条文: 1 この法律で「発明」とは、自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のものをいう。 2 この法律で「特許発明」とは、特許を受けている発明をいう。 3 この法律で発明について「実施」とは、次に掲げる行為をいう。 一 物(プログラム等を含む。以下同じ。)の発明にあつては、その物の生産、使用、譲渡等(譲渡及び貸渡しをいい、その物がプログラム等である場合には、電気通信回線を通じた提供を含む。以下同じ。)、輸出若しくは輸入又は譲渡等の申出(譲渡等のための展示を含む。以下同

          特許法第2条

          特許法第1条

          ●条文: この法律は、発明の保護及び利用を図ることにより、発明を奨励し、もつて産業の発達に寄与することを目的とする。 ●法律としての概要: この条は、条文数で第204条まである特許法を制定している趣旨であり、法律の立法趣旨としての「法目的」を規定しています。特許法におけるすべての規定はこの目的のために存在します。 「直接の目的」は「産業の発達に寄与する」ことであり、マクロ的には、日本国の法律なので「(日本国の)産業の発達」に寄与することを目的としています。ミクロ的に見

          特許法第1条