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猛暑、怪談朗読


どうもぱすこです

先日、私の通う大学の近くにある
広尾商店街というところで「打ち水まつり」と
いうものが行われました



「打ち水」とは…暑く気温の上昇した際に
道に冷たい水をまき地面の温度を
下げようとする試み


今回のお祭りではそれが主なイベントとされ
運営スタッフが水を一斉にかけ
それに合わせて祭りに遊びに来た
子供たちがわっと走る、といった
流れになっていました


そのイベントの中で私は
自身が部長を務める部活の中で話者として
怪談を読ませて頂きました


怪談も聞けばヒヤッとする
古き良き夏の恒例行事ですよね



私は3年前(自分が大学に入学した1年目から)
この行事に携わらせて頂いているのですが
今年でこうして関わるのも終わってしまう
のか…と思うと少し悲しいところも
ありましたね



朗読した内容は全部で4つ
それを1回ごとに2話ずつにわけ
それを計3公演行いました



①ガチャガチャ

回すと自分の過去にまつわる懐かしいアイテムが出現する、という何とも不思議なガチャガチャのお話です。これはどちらというとホラーと
いうよりは世にも奇妙な物語調のお話ですね

朗読を終えたあとも子供たちからは
怖い、よりも面白かったという
声が多かったような気がします



②カラオケ

友人の働くカラオケボックス。しかし
そこでは昔とある事件が起きてしまった
いわくつきの部屋が存在していた


これは去年も朗読した内容なのですが
やっぱりカラオケのような普段
皆が行く場所に関連した怖い話は
より身近に感じることができるため
恐怖心も増すのかな、と感じました


③トイレ

とある休日、デパートに奥さんと買い物にやって来た男であったが少し疲れたため入った
先のトイレの個室でとある
恐ろしい体験をする


個人的にはお話を書き起こしている
ときにこれが一番怖かったな、と
いう記憶がありましたね…

途中最後に男を待ち受ける
展開に対する伏線がいくつか出てくるの
ですが、果たして一回の朗読でまだ
小さな子供たちにそれがどれくらい
伝わったのかな、と…

昔話で有名な「耳なし芳一」的な要素が
含まれていたのですが
これ自体知ってる人は
多分年代的に少ないですよね



④四人目

「夜道端に立っていて、握手しようって
言ってきて手を差し出してくるんだって」

友人から聞いた「握手おじさん」という話を
気味悪く思う主人公であったが
その日の夜、彼女の妹の学校に忘れた
宿題を一緒に取りに行くことになり…



いかにも都市伝説的なお話ですね
この「握手おじさん」というのは
ギリギリあるともないとも言いきれない、
実に微妙なラインを攻めた設定で
あったため聞いている子達にとっては
自分の身にももしかしたら降りかかることが
あるかもしれない、結構怖いお話で
あったかもしれません


本当はタイトル自体を「握手おじさん」に
しようかな、とも思ったのですが
この話は「四人目」というところに
大きなポイントがあります


握手おじさんに出会ってしまい手を
差し出されたらそれを絶対に
断ったり無視してはいけない。
しかし、四人目だけは別で逆に
手を握ってしまったら酷い目に
遭ってしまう



というあらすじであるため
あえてこれを題名にしてみました


個人的には恐ろしさ的にも
物語の盛り上がり方的にも読んでいて
とても楽しい物語であったため
これが一番の推し作品でした


印象的であったのは
怪談ブースに来た時はわりと
小生意気だった男の子がこの
話を読み終わったあとは
「こういう後味の悪い話はしないでほしい…」
とちょっとしょげながらボソッと
呟いたことですね


果たして私のようなアマ中のアマの
怪談を聞いて皆がどこまで怖がり
ヒヤッとしてくれたかのかは
未知数ですが、やはりこういう
イベントに参加すると自分の中の
経験値が大きく上昇する気がします


朗読しているときに真剣に聞いてくれれば
とても嬉しいし、途中で「怖い…」といった
声が聞こえるとあ、私が今してることは
間違いじゃないんだ、怖がってくれる
人もいるんだと自分の朗読に対して
誇りを感じることもできます


終わった後に保護者や関係者の方から
お褒めの言葉を頂けたときも
何だか体の中が熱くなるのを感じましたね



こういう部活に所属していなければ
こういったイベントにこのような
形で参加させて頂くこともなかった
だろうし、機会を頂けたことに対しても
とても深い感謝を感じています


今回は皆の笑顔を見たいから、と
いうよりかは人の怖がる顔がみたい、
といったような少し不思議なコンセプトには
なりましたがやはり大勢の人の前で
何かをするということは
凄く自分が成長することのできる
機会でもあるのだな、とも感じたし

自分の朗読技術のスキルアップにも
繋がるのかもしれません



私は比較的人の前で何かをする、
ということがあまり得意ではない人間
ですがこれからもこういう機会が
あったら積極的に参加していくことが
できたらいいな、と思いました



追記


ちなみに今回朗読した内容の中には
主に都市伝説などを扱う「闇芝居」という
アニメから朗読用に書き起こしたものも
いくつかありました

一つのお話あたり約5分くらいのショート
ホラーであるためどの話もサクッと見ることが
できます。まぁ短編であるが故に
終わり方が?な時や後味が悪いことも
あり、より恐怖心が増す展開になる
ことも多々あるのですが…


リンクを貼っておきますので
気になった方はぜひ視聴してみてください

・「四人目」

https://m.youtube.com/watch?v=_YRG4jofgGg&t=189s


・「トイレ(作中のタイトルは靴音)」

https://m.youtube.com/watch?v=HPzMlq5ufKM


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