りょくちゃ (pastelInc)

面白いことをするチームを増やす。 自分の発信がみなさんのチームで参考になれば嬉しいです…

りょくちゃ (pastelInc)

面白いことをするチームを増やす。 自分の発信がみなさんのチームで参考になれば嬉しいです。 CSM / CSPO

最近の記事

状況を変えるために自分から変わる

こんにちはー!おかだです! 突然ですが、僕には弱点があります。客観的にモノを見るあまり、目についた「おかしなこと」が気になってしまうんです。僕の中に理想とする状態が頭の中にあって、それと比べると「おかしなこと」になっている。その原因はこれじゃないかと囚われてしまいます。 僕は3年前にアジャイルコーチの方とコーチングセッションを続けていた時期がありました。そのときに「その状況を変えるために何をするんですか?」みたいなことをコーチに質問されて何度かハッとした覚えがあります。

    • 変化に向けた種まき

      こんにちはー!おかだです! 最近、自分の過去の活動から得た洞察をメモに残すことを頑張っています。今までアウトプットをサボっていたので、こうして頭の中のタンスを片付けてスッキリするのは気持ちいいですね!今日はその中から「変化に向けた種まき」の活動で得たことをお話しします。 変化に向けた正当な動機や理由を獲得してもらう組織改革を目指すとき、まずは種を蒔くことが大切です。スクラムマスターは会社をアジャイルに移行するガイド役なので、たまに種を蒔くのも活動のうちだったりします。

      • 費用対効果を高めるロードマップ

        こんにちは!おかだです! 最近はプロダクトマネジメントに興味があり、Melissa Perriさんのブログを読んでいます。 彼女のエピソードには、契約のための開発と柔軟性のないロードマップが問題になることが書かれていました。この話を聞いて、まるで自分のことのように感じました。私も、検証が足りないまま計画に追われるように機能を追加していた時期があります。 企業が成長する過程で接点のある顧客の声を活かすことは自然なことですが、顧客が増えるとより一般化した問題にスケールさせる

        • ファシリテーターとして「贈り物を探す」

          うるう年ですねー、こんにちは! 何を隠そう僕はZuziのファンです そのZuzi先生曰くスクラムマスターのコンピテンシー(能力)の一つにファシリテーションがあります ファシリテーションはグループのコミュニケーションを効率的にして、グループの能力を高めます ファシリテーションはグループへの介入を試みるシーンがありますが、僕は「贈り物を探す」というファシリテーションの介入の仕方を決めるときに役に立つ考え方を気に入っています 今日は「贈り物を探す」という考え方と意識することでできる

        状況を変えるために自分から変わる

          スクラムマスターは楽しい

          こんにちはー、寒いですねー このnoteはスクラムマスター Part2アドベントカレンダーの1日目に登録されています。 年の瀬に思いを馳せているとスクラムマスターの楽しさについて書いてみたくなりました。自分は2019年にスクラムマスターをはじめたので、4年ほどハマっています。 4年続いているのも楽しくて夢中になれているからだと思います。 もともとはエンジニアでした。自分は社会貢献を通じて世の中に大きな驚きと面白さを届けたいので、プロダクトを作っていました。でも、プロダクト

          スクラムマスターは楽しい

          顧客に素早く価値提供したいなら、ムダな仕事をしている場合じゃない

          少し前に「Leading Teams読書会」で書籍「This is Lean」をおすすめされたことがあって、積ん読から引っ張り出して無事読み終わったのが7月のおわり。 この書籍は「リーンとはなにで、なにではないのか」をはっきりさせてくれる潔い書籍だと思いました。 カンバン仕事術やスクラムからリーンを知った自分はリーンとは何なのかという本を読んだことがなかったのですごく勉強になりました。 巷にあふれるリーン知識のなんと豊富なことか。ここまであふれることになったリーンの歴史的背

          顧客に素早く価値提供したいなら、ムダな仕事をしている場合じゃない

          安定したストレスを保つための1つの知見

          おはこんばんちは、りょくちゃです。自分、実は1年くらいストレスとの付き合い方を模索しています。最初はあまりにも普通でストレスを感じにくいのかなと思っていたんですが、今は楽なときと比べるとはっきりストレスを自覚しはじめました。 ストレスをあのまま放っておくと、職場での自分の道先となる選択肢は3つに絞られたと思います。 不安やイライラの感情に包まれて、自分がだめになる 不安やイライラの感情に任せて、相手をだめにする(例えば、敵対) ストレスのもとから逃げる(例えば、転職)

          安定したストレスを保つための1つの知見

          拝啓、RSGT2022様。初参加してみて最高でした。

          おはこんばんはー。りょくちゃです。 早速ですが、Regional Scrum Gathering Tokyo 2022に行ってきましたー。 まず最初に感謝の気持ちを伝えさせてください。この度チケットプレゼント企画を行っていただいた株式会社アトラクタ様やRSGT2022運営の皆様には感謝しています。おかげで充実した日になりました。 Regional Scrum Gathering Tokyo 2022は世界中で行われるスクラムギャザリングの東京地域のイベントです。RSGT

          拝啓、RSGT2022様。初参加してみて最高でした。

          相対見積りのポイントってどこまで用意する?

          おはこんばんはー。りょくちゃです。 自分…相対見積もりをしています。T-シャツサイズで見積もっていて、XS, S, M, Lが存在しています。 コーチ…うーん。なんで、XLがないんですか。 自分…えっ! このエピソード懐かしい思いでいっぱいです。 アジャイルコーチにチームの相対見積もりの様子を見てもらったときがあって、そのときにもらったフィードバックに手を加えてエピソードにしてみました。 このとき自分はコーチがなぜこの質問をしたのかよくわかっていませんでした。 コー

          相対見積りのポイントってどこまで用意する?

          技術調査にどれだけの時間を使えばいいのだろう問題

          おはこんばんはー。りょくちゃです。 技術調査にどれだけ時間をかけていいのかわかりません。とにかく調査したいことがわかるまで調べると思ったより時間がかかって、プロジェクトの締め切りに間に合わなくなるのが不安です。 このエピソードはチームリーダー目線だと感じますが、開発者の方なら技術調査は見積ることが難しい作業なので、困ったことはないでしょうか。 技術調査に時間を使いすぎちゃうとコストに影響が生まれます。つまり、技術調査は見積ることが難しい作業がコストに与える影響に常に気を

          技術調査にどれだけの時間を使えばいいのだろう問題

          Undone Workを軸にチームを観察してみよう!

          おはこんばんはー。りょくちゃです。 Undone Workを見つけると言いつつ自分が注意深く観察するには認知的な努力が必要でした。 自分にはそばにアジャイルコーチの天野さんがいらっしゃったので、洞察に至った理屈を肌で感じる事ができました。でも、一人だと気づきを得ることが難しいと感じたのも覚えています。自分が誤った洞察を働かせていないか不安になったこともあります。 参考になるかはわかりませんが、フィクションで具体的なシチュエーションを用意したので、なかなか自信が持てない

          Undone Workを軸にチームを観察してみよう!

          チームのアクションを自然に引き出す

          おはこんばんはー。りょくちゃです。 チームのアクションを引き出すにはどうしたらいいのでしょうか。押し付けずにアクションを引き出すことが難しいです。 これは実際に自分が悩んでいたことがあるテーマでした。自分は常々仕事をする人が生き生きと働いて、成果も出ていて、その成果で幸せになる人がいることを目指している気がします。 チームで仕事をするとたくさん関節がある腕のようにコントロールが難しくなります。上意下達や強力な介入を行うマネジメントはコントロールを可能にしますが、それでも

          チームのアクションを自然に引き出す

          プロセスがリバウンドのように太っていく

          おはこんばんはー。りょくちゃです。 複数の開発チームが成果物をメインブランチに統合するときにマージおじさんが現れて一日かけて成果物を統合してくれています。 本当かどうかはさておき、複数の開発がメインブランチから切り出したブランチで開発を行った後、統合するときに(競合箇所のマージなどの)問題が頻繁に起こるのを避けようとするとまとめてせーののタイミングで定期的に統合する気持ちはわかります。 気持ちはわかりつつも、自分は複数の開発を行っていても常にメインブランチに統合して壊れ

          プロセスがリバウンドのように太っていく

          スクラムマスターがアジャイルコーチにパーソナルコーチングをお願いして1ヶ月が経過した

          おはこんばんはー、りょくちゃです。 スクラムマスターとしてスキルアップしたいけど学習しにくい環境にいるみなさん。アジャイルコーチにパーソナルコーチングをお願いしましょう。 冒頭からおすすめをかましていますが、スクラムマスターとしての学習を加速させる手立てとしてこういう選択があることをアピールとおすすめします。 悩み 自分がチームリーダーになったのは、ちょうど2019年の4月でした。そこから2年が経過しようとしていたとき、悩んでいました。 「書籍で書かれていることは理解

          スクラムマスターがアジャイルコーチにパーソナルコーチングをお願いして1ヶ月が経過した

          安定したデリバリーを実現するために見積りと計画を再解釈する

          おはこんばんはー。りょくちゃです。 カレー屋さんの経営者:新メニューの開発期間なんだけど、どれくらいになりそう?全国カレー屋さん選手権でうちは絶対に勝ちたいのよー。そのために1ヶ月で新メニューを開発しないといけないの。大会のテーマはビーフカレーよ。ビーフカレーの新メニューを開発して頂戴。開発は3名以下でやって。予算は100万円あるわ。どうかしら。 カレー屋さんの店長:まかせてください! しばらくたって…… カレー屋さんの店長:新メニューの開発期間は2ヶ月です。 カレー屋さん

          安定したデリバリーを実現するために見積りと計画を再解釈する

          切羽詰まったプロジェクトを生み出すUndone Workの影響

          新年明けましたね。あけましておめでとうございます。りょくちゃです。今年もよろしくおねがいします。 開発が進むにつれて予期してなかった問題が発覚するんですが、なんとかならないでしょうか。よくプロジェクト終盤に炎上状態になります。 自分はこういうプロジェクトにUndone Workの考え方を紹介することがあります。今日は文章にして誰にでも同じように伝えられるようにしてみます。みなさんのチームで参考になれば嬉しいです。 Undone WorkまずUndone Workを説明さ

          切羽詰まったプロジェクトを生み出すUndone Workの影響