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【RFM】孔子流 人生最高の”楽しみ方”

📖 今日の教え

原文
子曰く、学びて時にこれを習う。また説ばしからずや。朋遠方より来たるあり。また楽しからずや。人知らずして慍らず。また君子ならずや。


先生がいわれた。「学び続け、つねに復習する。そうすれば知識が身につき、いつでも活用できる。実にうれしいことではないか。友達が遠くから自分を思い出して訪ねてきてくれる。実に楽しいことではないか。世の中の人が自分のことをわかってくれず評価してくれなくても、怒ったりうらんだりしない。それでこそ君子ではないか。」

🌱 考察

渋沢氏は、この教えをもって、「日々勉強してよい友をもつ、これが人生”最上の楽しみ”」と述べている。
また、以下のようにも述べている。

私は今日まで、『論語』のこの教訓を肝に銘じてきた。自分の尽くすべきことを尽くしさえすれば、たとえそのことが人に知られず、世間に受け入れられようが入れられまいが、いっこうに気にせず、けっして、慍るとか立腹するとかいうことはせずにきたつもりである。いまの若い人ははたしてどんな感想を抱くだろうか。

医療従事者の皆さんは、この教えを聞いてどんな感想を抱くだろうか。

私は、こんな感想を抱いた。

私を含め、現代人は承認欲求で溢れている。
「上司に気に入られたい」
「いい論文を書いて有名になりたい」
「患者さんに喜ばれたい」などなど、、、。
それらは全て、あって然るべき感情であるし、時として必要な感情でもある。
一方、こうした承認欲求の評価者は『他人』であって『自分』ではない。
ここが、承認欲求のコントロールがしにくいところである。
そこで、評価者を『自分』にしてみる。
「自分にとってこれが大切だ」
「これが自分にとっての使命だ」
「これが自分にとっての根本をなすものだ」
このように思う物事を粛々と進める。これが、「人生最高の楽しみ方」なのかもしれない。
もちろん、「認められたい」と思う自分は必ずいる。この自分を否定する訳ではない。
ただ、自分の根本を見定めて、それをぶらさない。それが、こうした承認欲求とうまく付き合うコツなのだろう。
そして、自分自身の根本を見定めるポイントは、『論語』の中に豊富に含まれている。一緒に探していこう。

💡 まとめ
他人の評価に惑わされず、自分の信じた道を進む。それこそが、「人生最高の楽しみ方」である。

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本記事は、以下の本を参考に作成しています。

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