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オシャレで手軽、そして美味しい、日本茶の楽しみ方

先日アップしました『今年も冷茶が美味しい季節がやってきた』について、沢山の方に読んでいただけて嬉しい限りです。
ありがとうございます。

今回はその続編として、暖かい日本茶の『オシャレで手軽な楽しみ方』を書きたいと思います。


1 暖かいお茶は淹れるのが面倒?

暖かい日本茶は通年で楽しめる美味しい飲み物ですが、淹れるのを面倒だと思う方は多いと思います。

例えば、
・お茶を飲むためだけに急須を買うのも面倒
・急須の形が独特で収納が面倒
・淹れるのが面倒(そもそも淹れ方が分からない)
・使った後に洗うのが面倒

ごもっともな意見ですが、それでもお茶を飲むことによる利点は、それらをはるかに凌駕します。
そして、本noteで紹介するアイテムを使うことで、面倒くささは軽減され、ついでにオシャレ度もアップします。

2 お茶を飲む利点

※冷茶の回をお読みいただいた方は、少し重複しますが、悪しからず。

  1. 市販のお茶とは段違いの美味しさ
    市販ペットボトルのお茶とは段違いに美味しいところが大きな利点。
    市販の商品も再現しようと色々工夫されていますが、やはり本物には敵わないですね。
    もはや市販のお茶と自宅で飲むお茶は別物と考えても良いくらいです。
    それくらい、自宅で淹れるお茶は美味しいです。

  2. カテキンによる免疫向上
    日本茶にはカテキンがたっぷり含まれています。
    このカテキンという成分は、強い抗酸化作用や殺菌・抗菌作用を持ち、生活習慣病や肥満を予防し、細菌やウイルスから身体を守る効果があります。
    特に、喉が痛くなりやすいという方にとっては、お茶を飲む習慣をつけることは大きなメリットがあります。

  3. 出がらしの茶葉はうがい薬の代わりになる
    茶葉はだいたい3回使ったら、味が薄くなり、お役御免となりますが、実はそんな出がらしの茶葉の中には、まだまだカテキンが沢山含まれています。
    使い終わった茶葉は翌日のうがい薬代わりに使えます。(詳しい使い方は後述で紹介。)

以上が、日本茶を飲む利点となります。
少し面倒だとしても、美味しくいただけて、かつ健康にも良いというところが大きな魅力だと思います。

3 面倒ではなくなる? オシャレにお茶を飲むアイテム

日本茶を飲むとなると、急須で淹れるイメージがあるかと思います。
もちろんそれは正しくて、本当に美味しいお茶を飲もうと思うと、湯煎してコップを温めて、湯温をコントロールして...等々。沢山のプロセスを踏む必要があります。

でもそれは面倒。
そこまで本格的にやらなくても、気軽にそしてオシャレに、自宅で日本茶を飲む習慣を身につけたい。
そういった方にオススメのアイテムがこちら。

ハリオ 商品紹介ページより

ハリオ ティードリッパーラルゴ」というアイテム。
まず、見た目がかなり秀逸。
この見た目であれば、わざわざ収納する必要はなく、キッチンやダイニングテーブルにそのまま置いてあってもオシャレですよね。
そして口が大きいから、使った後も茶葉を取り出しやすく、洗いやすい。

4 ティードリッパーラルゴの使い方

使い方はとても簡単。
茶葉適量を上部のフラスコに入れて、その上からお湯を注ぐだけ。
あとは数分待って、ボタンを押して下部のピッチャーにお茶を落とせば完成。


ちなみに、このアイテム、日本茶だけでなく紅茶や台湾茶等でも同様に使用可能です。

5 より美味しく淹れるには

上記だけで十分美味しくいただけますが、もっと美味しく飲みたいという方に、ワンポイントアドバイス。

ポイントはお湯の温度と、フラスコにお湯を注いでからの待ち時間になります。

①お湯の温度を、少しだけ気にする

甘味のあるお茶を淹れるためには、茶葉にお湯を注ぐタイミングで、湯温が70〜80℃になっていればベストです。
(玉露は60〜78℃)
ただ、いちいちそんなの測ってられないと思いますので、70〜80℃になる目安をお伝えします。

  1. やかんで湯沸かしした場合(100℃)
    沸騰したら火を止めて、やかんのフタを開けて、3分待ってからフラスコにお湯を注いでください。

  2. ポットにお湯を溜めている場合(90℃)
    一度ピッチャーにお湯を入れて、ピッチャーからフラスコにお湯を注いでください。

  3. ウォーターサーバーを使う場合(80℃)
    そのままフラスコにお湯を注ぐか、一度ピッチャーを介してもOK

②フラスコにお湯を注いでからの待ち時間

本来はお湯を注いだ時のお湯の温度によって変わりますが、大体の目安をお伝えします。

上記1〜3のいずれかを行った方は、
お湯をフラスコに注いでから2分程度待ち、茶葉が開いている状態が目に見えれば頃合い良しです。
ボタンを押して、ピッチャーに落としましょう。
あとはコップに注げば、美味しいお茶の出来上がり。

6 茶葉は何回使えるのか?

基本的には3回とお考えください。
勿体無いから4回、5回使うことは問題ないですが、どんどん味や風味は落ちていきます。

1回目は、お茶本来のポテンシャルを活かした甘い味
2回目は、バランスの取れた、飲みやすい味
3回目は、喉越しが良く、ごくごく飲める味

味の変遷はこんなイメージです。

7 3回使った茶葉は捨てて良いのか?

ここから先は、多少の手間がかかるので、「イイね!」と思った方だけ実践してみてください。
面倒くさいなと思った方は、3回使った茶葉はゴミ箱へ。

味・風味こそ損なわれた茶葉ですが、カテキンはまだまだ含まれています。
殺菌効果の高いカテキンは、うがい薬の代わりになります。
しかも、市販のうがい薬とは違って添加物は入っていない純度100%のうがい薬のため、小さいお子様にも安全安心です。

作り方はいたって簡単。

前夜か当日の朝に、ティードリッパーラルゴを使ってピッチャーいっぱいまでお茶を作り、何か適当な容器に移して洗面所に置いておく。
たったこれだけ。
※飲むわけではないので、温度や時間は気にしなくてOK。

あとは、帰宅して手洗いうがいをする際に、水やうがい薬の代わりにこのお茶でうがいをしてください。
喉がスッキリしますし、殺菌効果も抜群です。

さいごに

冷茶に続き、暖かいお茶の楽しみ方を書いてみました。
茶葉の選び方や、どこで茶葉を買えば良いか分からないという方は、下記のnoteを読んでみてください。

美味しくて体に良くて、そしてオシャレなお茶ライフ。
ぜひ皆さんの生活に取り入れてみては。

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