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新型肺炎コロナウイルス対策が心配・・・え⁉️ お風呂で感染るんですか。

こんにちは、雅(みやび)です。
新型コロナウイルス(COVID-19)感染症対策への関心が高まるなか、気になる情報を入手しました。

メタゲノム解析により、大腸細菌叢(大腸フローラ)の研究が進んでいます。大腸の状態が免疫系に大きく影響しているばかりか、あなたの大脳へも影響していることが分かりつつあり、アルツハイマー予防の研究が進められています。

いま多くの人がマスク不足で、新型肺炎への対策に困っていますが、免疫力を維持する方が近道ですので、日々大腸の健康に気を配る方が先決ではないでしょうか。

🔸新型コロナ終息への展望《速報》🔸


先日、AI健康・医薬研究センターのシンポジウムに参加して面白い話を聞いてきたのでシェアします。

大腸の中でのビフィズス菌の働きを研究している森永乳業研究所の方の話です。

ある時、多くの方のうんちをメタゲノム解析して大腸内の菌の構成を研究をしていたところ、あることに気がつきました。ビフィズス菌にもいろいろ種類があるのに、家族単位で同じビフィズス菌を共有しているケースが多いのです。
もしかして、お風呂で感染ってるのではないか?

そこで、調査を試みます。

子供が小さくて一緒にお風呂に入る家族と、もう成長して別々に入る家族と、それぞれのお風呂の残り湯集めて、分析しました。

そしたら、何と!

40度前後のお風呂の残り湯に、ヒトに常在するビフィズス菌が生存していたのです。しかも、一緒にお風呂に入る家族の方がより多く、同じ種類のビフィズス菌を共有しているのです。

つまり、お風呂でビフィズス菌は感染る可能性が高い!
恐らくビフィズス菌以外の大腸菌も同じでしょう。

そうなると、

お風呂に入る順番が重要になります。


お腹の調子の良い、健康なヒトから入浴すると、良い菌をより共有できるし、悪い菌を共有するリスクも減らせるということになります。

今後、もっと研究が進むことを期待しましょう。

【動画版はこちら】


それでは、本日はこの辺で❗️ 

ちゃお♪


PS   

因みに乳酸菌と違って、ビフィズス菌は酸素があると生きられず、また代謝の結果として酢酸を生成することが知られています。単純に酢酸を飲んでも、大腸に届く前に、小腸に至るまでの消化器官で分解されてしまいます。ですので、そこにビフィズス菌が善玉菌として活躍する余地があるのです。


PPS
 

【ご参考】AI健康・医薬研究センターは、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBIOHN : National Institutes of Biomedical Innovation, Health and Nutrition)内に設置されたAIセンターで、健康と創薬に関するAI活用を推進しています。NIBIOHN理事長は『健康』の文字を入れることに拘ったと話してました。病気になる前の予防医療や健康維持への貢献が、NIBIOHNのミッションなのです。


PPPS    
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【変更履歴】
2020/5/3 画像変更、リンク外し
2020/6/20 外リンクからnote記事リンクに変更
2020/9/5 副題追加、『大腸フローラ』タグ追加 w511 m7990
2020/9/15 タイトル戻す






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