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育児戦争/家政夫と一緒。~第二部~

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Fate/stay night二次創作作品「育児戦争/家政夫と一緒。」の第二部マガジンです。 ────そして始まる聖杯戦争。小さな遠坂姉妹と弓兵は否応なく戦いへと巻き込まれていき…
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2019年3月の記事一覧

育児戦争/家政夫と一緒。~2の30~

Interlude3-5:二つの手・後編  目の前にいる妹の瞳は、強く強く私を見据えてる。  私のこ…

育児戦争/家政夫と一緒。~2の29~

Interlude3-4:二つの手・前編  そうして、どのくらいの時間が流れたのか。  気がつくと…

育児戦争/家政夫と一緒。~2の28~

Interlude3-3:背中  父さんは立ち上がると、私たちの手をとって歩き出す。  優雅で、非…

育児戦争/家政夫と一緒。~2の27~

Interlude3-2:遠坂  ────遠坂家はその師祖に、宝石翁キシュア・ゼルレッチ・シュバイ…

育児戦争/家政夫と一緒。~2の26~

Interlude3-1:足りない 「⋯⋯⋯⋯」  窓の外は一面、泣き虫雨雲。  ようやく去ったと…

育児戦争/家政夫と一緒。~2の25~

エミヤ  ガチガチガチ────  時間が止まる。  空気が凍る。 『────凛、さく⋯…

育児戦争/家政夫と一緒。~2の24~

果て 「────投影、開始(トレース・オン)」  丘に立つ、満身創痍の赤き騎士。  彼を中心とした世界を埋め尽くす“構成要素”が、其の意のままに現象を形作る。  すなわち“無限の剣製”を。  ────ドンドンドンドンドンッ!!!  宙を舞う幾多の剣。その一本一本がまるで矢のようにアサシンに向かって放たれる。 「────!」  地をけり後方へと逃れるアサシンだが、生成され続ける“剣の檻”にふくらはぎを貫かれ、大地に叩きつけられる。  そこへ。  容赦なく降り

育児戦争/家政夫と一緒。~2の23~

罠 『────I am the bone of my sword.(体は 剣で 出来ている)』  先を行くアサシ…

育児戦争/家政夫と一緒。~2の22~

猟場 「あ⋯⋯あああ⋯⋯」  目から涙を落とす桜を刃の海の外に下ろすと、アーチャーはな…

育児戦争/家政夫と一緒。~2の21~

なによりも。  夜の田園地帯。 「────え?」  転んだ凛が見るのは、異形の痩躯。 …

育児戦争/家政夫と一緒。~2の20~

Interlude2-3:追跡 「なんで⋯⋯っ⋯⋯いつもみたいに、いじわるなこといってよっ!  な…

育児戦争/家政夫と一緒。~2の19~

Interlude2-2:我慢  パタパタパタ。  夕日が差し込む遠坂邸の二階通路。  わたしはネ…

育児戦争/家政夫と一緒。~2の18~

Interlude2-1:貸し 「⋯⋯ん」  怒りつかれて寝てしまった姉さんの体を、アーチャーさん…

育児戦争/家政夫と一緒。~2の17~

脅威  ブオオッ⋯⋯ザシッ。  闇夜の中、アーチャーは木々の梢の間を駆ける。  あの後、疲れて眠ってしまった凛と桜をベッドに寝かせ、そのまま偵察に出た。 『あーちゃー⋯⋯いっちゃだめ。  もうどこにもいかないで』  凛が発したその言葉が、今もアーチャーの胸を痛ませる。  それでも、やめるわけにはいかない。 『もう二人を守れさえすれば、それでいい』  余計なことを考えれば迷いが出る。  迷いは弓の命中率に繋がる。  エミヤが英雄足りえたのは、銃器よりも戦車砲より