【AIが服選びをアドバイス】フォーマル、カワイイなどの着こなしを解釈するAIを開発したぞ

服を選ぶためのコミックエッセイを読んでいるんだけれど、服選びを好む人の行動というか好みの傾向というのが、自分にはまるでないものばかり。コレを参考にして服を選ぼうかと思うけれども、服を買いに行く時間があるなら、動画編集したり、積んだ本を消化する方を優先してしまう。

ただ、この服装はセンスがあるなとか、いい感じだなという感覚はあって、ただ言語化が出来ないので、再現をすることがとても難しかったりする。

なので、無難なものに落ちつてしまうのだけれど、着こなしが出来るならやってみたい願望はある。優先度を上げないとなかなかやれないけれど。

最近は通販サイトでも参考になる画像があるので、それを眺めておこうかと思うけれども、何か場違いな感じがあって、ファッションサイトを巡回することに慣れてこない。Twitterの巡回なら、時間を忘れるくらい出来るのに。


早稲田大学大学院創造理工学研究所および株式会社ZOZO NEXTの研究グループはファッションへのイメージをAIが自動で解釈し、ユーザーからの曖昧な問いにたいして回答する「Fashion Inteligence System」を開発した。

近年、服を買う消費者はSNSや通販サイトで他社の服装や着こなしを参考にして、Fashionアイテムを買うことが一般的になっている。しかし、Fashionにたいして、ユーザーが持つ嗜好やイメージはとても曖昧で「カワイイ」「フォーマル」「カジュアル」など一般的な表現1つでも、専門家ではないユーザーの方が多数いるので、理解や解釈するのが難しかった。

どれくらいフォーマルか、カジュアルにしている要素はどれか、などといった問いに回答するのはユーザーにとっても難しくて、専門家も簡単に答えを出せないでいた。

今回の研究ではこれらの問いにたいする回答を自動的に獲得することで、ユーザーの認識の幅を広げ、ファッションの解釈や興味喚起の一助となることを目指している。

たとえば、オフィスカジュアルがよくわからない場合は提案システムにおける画像の並べ替え機能を用いることで、「オフィスカジュアル」というタグが付いている服装の中でもより「オフィスカジュアル」な服装とそうでない服装を判断することが出来る。また、ユーザー自身が現在所有している服装にたいして、「もう少しカジュアルにしたい」場合の問いに答えることが出来る。

服選びのコーディネートで困る時、AIが画像解析でそれに近い要素を見つけてくれるので、数ある服の中から候補を選んでくれたら、結婚式の服装で悩みが少なくなるかも。

これは服をたくさん持っている人なら活用できるけれども、外で服を買いに行くための服がない人にとっては、役に立つのかどうか。どうかコレが運用されたら、外で服を買いに行くための服をコーディネートしてほしいですね。


#日本の研究

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