【さかなをたべよう】男性のオメガ3摂取量で配偶者との暴力リスクを抑えるぞ

怒りっぽいなとおもったら、多分その人はちょっと疲れていると思う。

梅雨明けしてから、毎日のようにメチャ暑いから、不快指数は底上げされているだろうし、ちょっとしたことでも諍いが起きるだろう。みんな水を飲もう。

あと、睡眠も大事。昼寝をする時間を設けるべきだ。会社を経営している人は、福利厚生で仮眠室を設置することを積極的に考えてほしい。きっと、成績も上がると思う、多分。

そして、食事も大事。疲れたからと言って、好きなものしか食べていないと、やっぱり何かが偏る。カロリー高いモノは何でもおいしい。脂がなくては味がない。世間は。味は良いけれど、身体によくない脂ばかりだ。

これは身体に溜まるだけでなく、腸内環境にも優しくない。免疫が落ちれば、身体にもじわじわと影響する。場合によっては暴力性にまで及ぶことだって。


富山大学学術研究部医学系公衆衛生学講座の研究グループは「こどもの健康と環境に関する全国調査」のデータを用いて、オメガ3脂肪酸やエイコサペンタエン酸を多く取っている男性は、配偶者に対して暴力を振るうリスクが低いことを明らかにした。

オメガ3脂肪酸とは、青魚に含まれているドコサヘキサエン酸のことで、いわゆるフィッシュオイル。つまり、青魚をたくさん食べている人は家族に暴力を振るうケースが少なかった。

コロナ禍が始まった2020年からDVの相談件数が1.5倍に増加しており、相談窓口が増えているという。

オメガ3脂肪酸は暴力的。攻撃的な行動の抑制効果があることが知られていたけれど、男性にオメガ3の摂取量と配偶者への暴力との関連性には調査がされていなかった。

解析の結果で明らかになったのは

  1. オメガ3系脂肪酸摂取量が高いと配偶者に対して暴力を振るった割合が低かった。

  2. この傾向は身体的暴力、感情的虐待(いわゆるモラハラ)のいずれでも認められた。

  3. オメガ3系脂肪酸摂取量が非常に高い場合を含めると、全体として右肩下がりのU字カーブを描く関係にあった。たくさん取っていると感情的虐待がわずかに高くなっていく傾向にある。

ライフスタイルが変わって、暮らし方に溜まる鬱憤もあるんだろう。家族といえども、近すぎる距離はお互いを傷つけてしまうモノ。

しかし、魚を好んで食べる人はどれくらいの割合なのか。コンビニで買う食事はあまり魚を使っていないし。安い食事処も、肉ばかり。ツナ缶やサバ缶もあるけれども、それでも毎日の食事にはちょっと種類に乏しいか。

フィッシュオイルはサプリでも窃取できるけれども、食事で取るのが理想。タラやサバ缶が特に良い。HDLの数値が増えてくれるので、血液検査などで結果が出ない人にはぜひ薦めますよ。


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