【肥満度が高いと歯の喪失リスク】ビッグデータ解析により肥満度が高いと歯の喪失リスクも大きくなったぞ

喫煙者と肥満はわりと一緒になっていると言う感覚があって、太っている人はそこそこ喫煙をたしなんでいるという偏見を持っている。喫煙者の中には痩せている人もいるけれど。

喫煙者になぜに吸うのかと尋ねたことがあって、タバコを吸うと集中できるようになる。タバコの作用で血管が収縮するので、血圧も上がって覚醒効果が期待できるんだろう。

昔は歩きタバコによるこどものケガとかよく聞いたんだけれど、最近はマナーも向上したのか、携帯灰皿を持つ人も増えている模様。

まあ、それでも電子タバコならいいでしょ? って言う人も一定数いるみたいで、あれも匂いはするし、煙吐いているので、勘違いしてはいけない。

タバコやめるとご飯がおいしくなるので、さらに太るなんて聞いたけれど、そこから、またタバコを吸ってまたやめたりを繰り返して、体重増大のエスカレーターに上っているのかも。

そうやって、不健康に太ったヒトはなんか一目でわかる気がする。だいたい肌が黒っぽくてキレイじゃなくて、下腹が大きくなっている感じ。


国立大学法人 滋賀県医科大学の研究グループとサンスター株式会社は共同研究により、定期健康師団結果と医療機関の深慮情報をもとに、年代事のBMIと歯の本数の関係を分析すると共に、肥満者と非肥満者の歯の喪失部位の比較を行った。

その結果、40代以上の年代において、BMIが高い人程歯の本数が少ないこと、肥満者は非肥満者に比べて、奥歯からはがなくなっていくこと、肥満にくわえて喫煙習慣があると歯の喪失リスクは増大し、さらに他の歯の喪失リスクに影響があることを明らかにした。

令和元年の国民健康/栄養調査によると男性の33%、女性の22.3%がBMI25以上の肥満者に該当すると推計されており、肥満者は歯の喪失にくわえて、成人病に加えられる糖尿病などにもリスクが大きくなる。

日本の成人において喫煙者の割合は40代が一番多く、その次が30台。そこから上の世代に続いている。令和元年の国民健康/栄養調査では40台は36%異常に上っている。喫煙による健康リスクがまだ周知される手前の世代だろうし、40台がタバコを吸う年齢の頃は駅のホームに灰皿があったり、ポイ捨てが横行していたり、テレビドラマではシケモクがあふれる灰皿など普通に見られたわけで。

これは、当時の環境下にもよるだろうけれど、なかなかやめられるものではなくて、友人周りでも吸っている人はいる。少しずつ本数を減らしているようだけれど。

いずれにしても、肥満はどうにかするにしても、依存性のあるタバコはやめるのが大変。この先のことを考えるとタバコにかけるお金を健康に回した方がいいのだけれど。命に関わることだから、と言っても人それぞれの考えかがあるから、一概にやめろっていえないのが自分のスタンス。

あと半世紀もすれば、タバコもめずらしい嗜好品になるかな。若い世代は大分少ないので、無くならないにしても、しばらく残っていそうだけれど。

#日本の研究

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