【作り笑いで幸福感】国際研究で作り笑いに幸福度が上がる証拠がでてきたぞ

人が笑っているのを見て、この人は目が笑ってないなって、気がつくのはなにげにすごい能力ではないかと思う。笑いながら怒る人というネタを竹中直人がやっていたけれど、たしかに草見えてしまうのだから、あれはすごい技じゃないか。

むかし、中学の同級生から連絡が入って、久しぶりだなと思って逢ってみたら、マルチ商法か何かと勧誘で結局断ったのだけれど、明るく変えることを告げると、顔が笑ってないなと言われた。

自分はそのときはそれほど怒りはなかったのだけれど、顔に出ていたらしい。それとも、向こうがこちらの心情を推し量って、起こっていると勝手に想像したのかもしれない。

人の顔色が見えてくる様になると、自分もそういう笑顔が作れる様になるのだろうか。

以前に、作り笑顔や感情を隠しているであろう写真から、感情を読み取るテストがWebにあったのでやってみたところ、満点を取ってしまった。奇跡的な偶然だと思うけれど、笑顔に何か隠されていると、何か違和感を抱くことがたまにある。


アメリカ、スタンフォード大学を中心とする国際研究チームにより、「笑顔を作ることで幸福度も高まる」という証拠を見つけた。

感情の具現化に関する理論に、笑顔によるフィードバックの仮説は証拠がまちまちであった。今回の国際研究チームは共同研究により、笑顔をによるフィードバック効果を最も確実に生み出す条件を特定し検証を行った。

19カ国、3878名の参加者から得られたデータから、顔面模倣と自発的顔面行動によって、幸福感が増幅された。

ただし、ペンを口に加えて笑顔を練習して作った場合はあまり決定的ではなかった。

3つのグループに分けて「意識的に口角を上げて作った笑顔」「ペンを横に加えて作った笑顔」「笑顔の俳優の写真を見て真似をした笑顔」を用意して、各グループの半数には子犬や猫や花火などの気分が明るくなる画像となにも表示されてない画面を見せながら、笑顔を作ってもらう。

そのあと、参加者には自分がどれくらい幸せに感じていたかをインタビューした。

すると、「意識的に口角を上げて作った笑顔」と「笑顔の俳優の写真を見て真似をした笑顔」は幸福度が顕著に増加していることがわかった。

研究者は、ペンを加えたことで歯を食いしばるイメージが付いたので、ポジティブな感情を抑制したかもしれないとのこと。

作り笑いにも効果があったらしい、何かピンチになった時こそ、笑顔を作るという手段も間違ってはいない様だ。そういう態度は漫画の主人公によくある展開。

まずは作り笑いの練習から始めてみるか。


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