心理的ストレスが腸内細菌を撹乱する
病は気からともいうけれど、気はどこから養えばいいんだろうって、考えてしまった。それはもう、その気になればいいという気持ちを奮起させるというマッチョな方法もあるけれど、それは無理だと思う人も少なくないと思う。
服を買いに行くための服がないみたいなもので、気合いを入れるための気が無いので、どうにもならない。言い換えるなら、バッテリーが切れかかっているのにどうやってエンジンをかければよいのか。
気は身体と連動している。というのは、イメージが違ってくるので言い換えると身体も気もおなじだから、身体を動かせば気も動く。
身体が動かない? ご飯を食べよう。肉を食おう。ご飯を食べることができないなら、ゼリーを飲もう。とにかく、エネルギーがいるんだ。炭水化物は味方だ。
北海道大学大学院先端生命科学研究院の研究グループは小腸のバネト細胞が分泌する自然免疫の作用因子が心理的なストレスによって減少することを明らかにした。
研究グループはうつ病のモデルである、慢性社会的敗北ストレスモデルマウスを用意。自然免疫と腸内環境に焦点を当てて、うつ病の新しいメカニズムを見つけた画期的な成果とのこと。
つまり、慢性社会的敗北ストレスモデルマウスのような底辺を自覚している人たちは腸内環境もあまりよろしくなく、腸内環境の恒常性を乱され、うつ病を発症しやすいのではと。
社会的負け組と自覚してしまうことで、うつを発症して、さらにうごけなくなるから悪循環にもなるよね。そういう勝ち負けの区別以外にも、もっと多様な価値観を受け入れることが大事になるだろう。
こういう時代になって、好きなことをして生きていけるようになりつつある。いまのままではもうちょっと学ばなければいけないことがあるとは思うけれど。
表紙がうさんくさくも見えますが、かなり実践的な内容が詰まってます。この筆者は毎日のように科学論文を読んでいて、科学的に効果の高い方法を載せたブログも大変評判よいです。
まずは動いてみることですよね、ええ。
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