コミケの戦利品を紹介していく1 C100

たたかいのあと

数日前に開催された記念すべき100回目のコミケに参加してきました。現在も感染症による対策により入場者の制限がなされましたが、前回のC99よりも倍の入場枠を設け、元のイベントへと戻ろうとしていました。

1日目は台風に泣かされた一般参加者もいましたが、自分はうまいことその大雨を寸前で躱す形で入場できたため、大きな被害はありませんでした。

感染者対策のために入場者チケットをもうけたことで、ずっと悩みの種であった徹夜組の問題が解消され、その徹夜組に似咲かれた人員のリソースを本来の運営に使うことが出来たのはとても大きいと思います。

本来はカタログを買うことで入場が出来る方式でしたが、前回で初めてのチケット入場がうまくいったことで、このパンデミックが過ぎ去った後もチケット入場を継続していくのではないかと思われます。

次回は年末の予定になりますが、三日開催に戻るのはいつの日か。



西八王子駅前で運営しているインプラント施術で有名なきぬた歯科の看板マップ。八王子以外にも国道16号線を走るとこの看板をよく見かける。どれだけあるんだと言うくらい、よく見かける。


医院自体は3階建ての建物で、分院も存在していない。しかし、インプラントの実績は国内トップレベルで年間2000本以上、多い年では3000本を超えるという。

きぬた歯科の野立て看板は200カ所を超えており、この広告料は年間でフェラーリ5台分に相当するという。金額にして1億5000万円程になるらしい。

この本を作った方に院長先生に面識はあるのかと聞いたところ、すでに交流があったそうな。

一見、ローカルなネタがメチャクチャ受けていて、興味を持っている人も少なくなかった。なお、自分が買った本の奥付を見ると第7版だった。


プロのデザイナーが教えてくれる、文章系同人などの本文レイアウトのデザインのコツ。

そして、前回の頒布物で「表紙は配置が9割」という元ネタが存在するデザインのその後の話を元に、そこから理解促進と補則解説をしたもの。


評論の島を歩いてみると、面白そうなテーマなんだけれど、掘り下げがたりないと感じるものもあるのは確かで、しかし、ほんの数秒で核心を得たというわけでもなく、もしかしたら、良本だったのに見逃してしまったというケースがあっただろう。

それは自分の理解不足というのもあるけれども、また、制作者によるレイアウトが優れていたら、購入までのフックを引っ張れたのではないかとも考える。

優れたレイアウトは眺めるだけでも、気持ちよく読めるもので、視線誘導から、なにを見せたいかをハッキリと示してくれると、好感度が上がっていく。でも、どうやって?

いくつかの実例を用いて、見やすく、より理解を深めていくのが今回の本の目的。しかし、どこかで見たような表紙のレイアウト。もちろん、元ネタの出版社にはバレてしまったそうな。

薄い本だけれど、内容は厚め。これがデザインの力なのかと思うと唸ってしまう。

続きます。

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