既存の車にも自動運転が可能に。

自動運転が実用化されて、高速を走る車はほとんどが自動運転になり、渋滞が緩和されて、みんなが幸せになる未来はいつだろうか。

渋滞学というものがあって、渋滞が起こるプロセスをずっと研究している人がいる。渋滞は速く走る人、遅く走る人が混じると渋滞が発生してしまって、みんなが等速で走るようになると渋滞は解消されて、みな同じように走ることができてしまう。

等速で走ることができれば、さらに速度を上げていくこともできるから、首都圏でいつもできる渋滞が解消できたら、もっと早く帰宅できるかもしれない。

Comma.aiと言う自動運転会社はCommaThreeという第4世代ハードウェアを発表。この新しいデバイスはスマートフォンと同じサイズで既存の車が安全に運転できるように設計されている。

なにが言いたいかというと、どの車でもこれをつなげると自動運転ができてしまう。

この会社を立ち上げた人はかつて17歳で最初にiPhoneのジェイルブレイクして、フェイスブックやグーグルにも勤めたことのある天才的なハッカー。

ジェイルブレイクというのはiPhoneなどのコンピュータのセキュリティの脆弱性を見つけて、普段いじることのできない制限を取り除き、好きなようにいじることができちゃうようにすること。

このデバイスはスマホくらいの大きさの本体に3台のカメラが360度の視野を実現。スマホと同じように接続ができて、Wi-FiやLTEにGPSを備えている。

でもお値段は決して安くなくて、2199ドルからなので、ちょっと手が出せないかな。でも、お金持っている人なら、ぽんと出せるか。

いずれは国内メーカーも自動運転に乗り出すだろうし、ドライバーが高速に乗ったら、目的地までスマホをいじったり、仕事をこなしているシーンがあちこちで見かけるようになるかもね。むしろ、仮眠を取るために寝袋に入っている人もいたりして。

あと長距離トラッカーは一番に自動運転に早く乗り出してくるかね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?