【メガロドンは暖かい】絶滅したメガロドンは温血動物だったぞ

約360万年前に絶滅したメガロドンザメは、体長50フィート(約15メートル)にも達する巨大な海洋捕食者でした。これまで、その絶滅の理由は謎とされてきましたが、最新の研究により、メガロドンが温血動物であったことが確認されました。温血動物は体温を一定に保つために内部でエネルギーを消費する動物で、冷血動物と異なり体温が外部の環境に依存しない特性を持ちます。

環境科学者による新たな分析では、約360万年前に生息していたメガロドンの歯のエナメル質に含まれる同位体を調査しました。その結果、メガロドンは周囲の海水よりも約13°F(約7℃)高い体温を維持できたという結論に至りました。この体温差は、他の生息していたサメと比べても大きく、メガロドンが温血動物であることを裏付ける重要な証拠となります。

温血動物は体温を維持するために多くのエネルギーを必要とするため、環境変化や食物供給の変動に対応する能力があります。一方で、そのエネルギー消費は絶滅の原因となる可能性も考えられます。この研究により、メガロドンが体温調節のために多大なエネルギーを必要としていたことが示唆され、そのエネルギー消費が絶滅に関与した可能性が浮上しました。

メガロドンが温血動物であったことが明らかになったことで、現代の海洋生態系における大型の海洋捕食者の脆弱性を理解する上で重要な示唆を得ることができます。現在進行中の気候変動が海洋生態系に与える影響を考える際に、メガロドンの絶滅に関連する要因を解明することは非常に重要です。

今後の研究では、メガロドンの生態学的特性や行動、食性などについての詳細な調査が進められるとともに、温血動物としての特異性がこの巨大サメの生存戦略にどのような影響を及ぼしたかをさらに解明していくでしょう。また、気候変動や環境の変化がメガロドンの絶滅にどのような役割を果たしたのかについても、今後の研究によって新たな知見が得られることが期待されています。

この研究は、地球の歴史を知る上で重要な一歩となりました。メガロドンはかつて地球の海洋を支配した偉大な捕食者であり、その絶滅の謎を解明することは、現代の生態学や気候変動研究にも大きな示唆をもたらすことでしょう。さらなる研究によって、我々は地球の過去と未来をつなぐ重要な知識を得ることができるでしょう。

ChatGPTより作成


始めにメガロドンというのは、絶滅種のサメで古代ギリシャ語で「大きい」と「歯」の合成語である。つまり、とにかくでかいアゴ。史上最大級の捕食者魚類とされているけれど、メガロドンの化石は歯しか見つかってないようで、歯から推定されている大きさとなっている。

映画のジョーズでおなじみ「ホオジロザメ」が近縁種で最大個体の推定値が6メートルに対して、メガロドンの推定値は最大で15メートルとされている。これは現生しているウバザメやジンベイザメに近い大きさであるとのこと。ちなみにウバザメもジンベイザメも性格はとてもおとなしい。

メガロドンは古代のクジラであるリヴィアタンやシャチと、小型のクジラを主食として食べ競っていたという。しかし、温暖な海域で育っていたという可能性を含めて、気候変動で衰退したという説がある。

大きな身体を維持するにはたくさんのカロリーが必要になるし、または運動量をうんと減らして消費カロリーを抑えることで生き延びる。
ウバザメやジンベイザメはおとなしくなることで生存の道を選んだけれど、メガロドンは泳いで貪食になることを選んだのだろう。

研究の説の通りなら、他のサメよりも高い体温を持っていたことになる。しかし、この体温を維持するにはたくさん肉を食べなきゃならなかったし、気候変動が追い打ちになって、絶滅したという説は理解できる。

もしも、気候変動が無かったら、結果は逆だったかもしれない。海の王者として君臨し続け、現生していれば我々の漁業も脅かされていたのかもしれない。

そしてアサイラムのサメ映画はもっとでかいサメを用意しただろう。でも、チェーンソーで切られる結末は変わらなかっただろう。


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