【まるでレイバー】人型重機がまもなく実用化を目指しているぞ


機動警察パトレイバーという作品があって、1999年にはレイバーという一型ロボットが重機の代わりになって稼働している日本を舞台にレイバーによる犯罪を食い止めるために設立した特車二課の日常を描いたもので、

1999年はとっくに過ぎ去っているけれども、未だにレイバーの影すら見えない。

しかし、それっぽいものは出来てはいる。

2年半かけて作った自走するロボット。あえて言おう、これはおもちゃだ。1億円くらいする。世界中から3000件の問い合わせがきたらしい。

道路も走ることが可能だけれど、メンテがとても大変だろう。こんなおもちゃに大金出せる人なら、そういうのも含めて楽しむものだろうけれど。まあ、こうして、個人の力でここまで実現できたのだから、資本のある企業だったら、製品化だって出来るでしょ。三菱さんあたりが。


JR西日本と日本信号が架線の保守などの高所作業向けに人型ロボットを開発した。「零式人機ver2.0」と名付けられたこのロボットは重機ではなく人機と呼ぶそうな。

頭部に着いたカメラは下で人間がヘッドマウントディスプレイで司会を共有し、二本のアームも遠隔操作で重たい部品も軽々持ち上げる。
高所作業で高圧電線のある危険な場所なので、落ちたり感電することが多かった。

この危険な作業をなるべくロボットで出来るように進めており、2024年の春から実用化を目指しているという。

まさにこの姿はレイバーの先駆けのよう。ちなみにレイバーとはLabor、労働者の意味で、人の代わりに危険な仕事を任せられる人機がこれから増えていくかもしれない。

いずれは内部に乗り込める様な人機が出来る日が来るかな。そうなったら、免許を取りに行こうかな。


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