夫のKindle出版を嫁がサポートする
ずいぶんと投稿がご無沙汰になってしまっていますが、この夏、私が何をやっていたかというと、もちろん韓ドラ鑑賞に忙しく、「王女ピョンガン」の後は「青春ウォルダム」「秘密の扉」(途中です)「Missナイト&Missデイ」を完走。
時代劇が多かったですねえ。
その合間に、夫がnoteを始めたときから目指していたKindle出版の準備をしていました。
そして、ついに、このたび出版しましたー\(^o^)/
こちら⬇️
Kindle Unlimitedで読み放題となっていますので、ぜひ読んでいただき、★評価だけでもいただけたらうれしいです。レビューもお願いしますm(__)m
最近はたくさんのnoterさんがKindle出版をされていて、またこれから目指す方も多いかと思います。
その方々のほとんどが、自分で原稿を書いて、自分でkindle出版するというスタイルだと思いますし、それが当たり前だと思います。
私たちの場合は「鈴々堂プロジェクト」の中での活動になりますので、noteの記事を夫が書いて、それを私が何らかの形にしていくというスタイルです。
ちょっと特殊かもしれません。
とにかく夫は記事を毎日書いて書いて書きまくる。
日々noteを読んでいると、毎日更新の目標を掲げてその達成のために苦しんでいる方もたくさんいる中、夫はそれが大して苦でもないらしく、日記のようにただ思いついたことを下書きに書き留めているだけです。
その下書きを私がそんなに深く読むわけでもなく、タイトルやインスピレーションで、これは好き、嫌い、コンプライアンス的に駄目、ダサい、へんてこりんと容赦なく選別していき、よかったものを毎日アップしていきます。
私の毎日の作業自体は10分程度。
自分のnoteを書くときは1時間くらいかかって記事を書いていますけれどもね。
こんな感じで出来上がった記事をマガジンにまとめて管理しやすくし
ています。
そうして最初にできたマガジンが「通勤電車の詩(うた)」でした。
夫が「通勤電車の中でふと思うこと」がテーマで、本当にその日に通勤電車の中で書かれたことが下書きとして書きためられています。
だから、今の思いがリアルタイムで綴られて、ある意味「生」感が持ち味です。
「つぶやき」のような独り言ではなく、詩ではないけれど、エッセイほどたいそうでもなく、メッセージ性もそんなになく、でもときにくすっと笑えたり、しんみりしたり、共感できることも。
嫁としてあほかと思うようなしようもない作品も、こんなこと考えてるんやねと夫の頭の中をのぞき見してしまうような感覚になることもあったりして。
だから、深くは読まず、ささっと、薄目を開けたような感じでいつも選別しています。
そんな作品がそこそこ皆さんからの共感をいただけて、スキやコメントをもらうようになり、noteを続ける喜びも感じて、これは一つのコンテンツとして成り立つのではないかという自信にもなりました。
フォロワーさん、スキしていただける方、コメントは本当にありがたく、励みになります。
いつもあがとうございます。
現実にできるかできないかは別として、作家としての商業出版が最終目標ではあるですが、出版社から〇〇万円でできますよ~とすすめられる自費出版は本望ではなく、それならば自らKindle出版をして、名刺代わりの一冊としてある程度の形にしたほうがいいのではないかという考えから、Kindle出版を実行することにしました。
夫はこの点において、全然知識がないもので、これはやはり私の出番!ということで、noteやKindle本など読み漁り、これはできないことはない。考えるよりまず実行だと思いパソコンに向かいました。
原稿は全てnoteの下書きにあります。
まずは、Kindle本に載せたい作品の選別から。
夫に任せると思い入れがあり過ぎて「全部いい」となって前に進まないので、ここも私が、noteで反応のよかった作品、私自身が気に入ったものを選んでいきます。
夫婦だから遠慮なく駄目なものは駄目と言えること。
独りよがりにならず、第三者の目で見ることができること。
これが「鈴々堂プロジェクト」として活動する最もいい点だと思っています。
「通勤電車の詩(うた)」は100作品ある中で、とりあえず50作品ほど選びました。
Kindle出版にはWordデータが有効だということを知りましたので、これらの下書きをWordデータに貼り付けていきます。
書式はペーパーバック版の出版を見越して、最初からペーパーバック版の体裁で整えました。
表紙については、別に用意する必要があります。
Kindle本には、「100%外注すべき」と書かれているものが多いですが、私たちは予算はゼロでまずは出版してみることが目標ですので、noteでもおなじみのCanvaで自作することにしました。
noteの見出し画像の作成などにも利用しているので、ユーザー登録はできていますし、使い方もほぼほぼ何とかてきるので、慣れたツールと言えます。
Canvaには、「Kindle表紙」「電子書籍表紙」などで検索すると、多様なテンプレートが出てきますので、雰囲気に合ったものを利用しました。
テンプレート自体がとてもクリエイティブに仕上がっていますので、できるだけ変更しない。手を加えない。
文字を変えて、画像を差し替える程度で、極力触らないのが素人っぽさを出さないコツです。
文字の大きさや目次のリンクの仕方、Kindle direct publishingへの登録方法など、この機会に自らもKindle Unlimitedに登録して、その中の本を参考にさせてもらいました。
たくさんあるKindle出版指南本の中で、私が特に役立ったと思えたのは、こちらの2冊。
分かりやすく、丁寧に書かれているので、このとおりに入力するだけで、Kindle direct publishingへの登録もスイスイできました。
出版前にできること、心配なことが解消できる1冊。
ほかの本には書いていなかったペーパーバック版を見越してのWordの書式なども参考になりました。
このようなKindle本のおかげで、問題なく出版申請もできて、2日後には出版が開始されました。
思い立ってからはあっという間です。
Kindle出版を考えているならば、Kindle Unlimitedに登録することは必須です。関連の本を読む、同種の本の書き方、スタイルなどを研究することが第一歩。
そして、申請の際、私が失敗したことがあります。
1、申請内容が数ページにわたっていて、片手間にやっていたため、途中保存ボタンは押していたものの、時間がなくなり、思わず画面を閉じてしまったら、保存した内容はどこへやら。
いまだ謎なのですが、やり始めたら、集中して最後まで入力してしまったほうがいいということが分かりました。
2、本のイメージが確認できるソフトがあるのですが、どうしてもWordとはページの区切りが変わってしまったり、画像の位置が違っていたりします。
ページの最後には必ず改ページ、画像の大きさを適度に変更したり、段落をうまく使って、配置しましょう。
そして、ソフトにはダウンロード版とオンライン版があります。
私はダウンロード版を使用して原稿をアップしたのですが、出来上がったKindle本は、それで確認したものとは違うところで改行されていたり、画像がずれたりしていました。
めちゃくちゃがっかりです。
修正して再度申請をかける際には、オンライン版で修正確認しました。
再申請になると、またまた審査となり72時間以内に承認されてから、修正版が配信されるので、しばらくの間は、間違いのまま、恥ずかしい状態になります。
印刷の出版とは違い、何度でも書き直しができるのがKindle出版の魅力ではありますが、世界中にその未完成な状態を晒すことを考えれば、初回の申請時にしっかりと点検した原稿をアップすることこそが、プロかアマか、そのプライドにも関わる仕事だと思いました。
ぜひ原稿の誤字脱字だけではなく、オンライン版で体裁の確認にも十分時間をかけられることをおすすめします。
あと、画像を入れる際には、pngではなく、jpegでアップすることで文字化けを防ぐことができます。
フリー画像をダウンロードして使用する際にも、オンライン上で簡単に変換できるツールがあります。
このようにして1冊目のKindle出版を終えたわけですが、その作業は思っていた以上に簡単でした。
原稿さえ書けていれば、、、ということですが。
Kindle出版は誰でも簡単にできるので、その質の低さが指摘されています。多くのKindle作家の皆さんは質の高い記事を書くことに力を注いでおられていて、プロに並ぶKindle本を出版されています。
プロと並ぶ意識というのが、完成度の高い本を作ることにつながるのだと思います。
「通勤電車の詩(うた)」、、、私たちの本はどうか?
まだまだ趣味を域を出るものではありません。
Kindle本のジャンルがKindle出版に関することやnoteの攻略法、またその他のハウツー、役に立つ知恵などに偏っていることを考えれば、そこがもうけのターゲットカテゴリーなんですよね。
ジャンル上、あえて選ぶとなると「詩集」「詩歌」のカテゴリーとなり、超ニッチなカテゴリーで戦うことになります。
まあ、大ヒットなんて夢のまた夢ではあるけるけれど、noteで最初の「通勤電車の詩」を投稿したときにも思ったように、どこかの誰かの目に少しでもとめていただけて、心が動くようなことがあれば、それはうれしいことだと思います。
私たちの本当に目指すところ、目的は何か。
それを忘れずに。
ともあれ、今回出版してみて、
原稿がある限り、Kindle本て無限じゃないの?
今のところあまりカテゴリーに競合がいないことで、月1冊ペースもできそうな、そんな無敵感です。
そして、「鈴々堂プロジェクト」としての新たな目標も見えてきました。
それはまだ秘密、、、。
「通勤電車の詩(うた)」
Kindle Unlimitedに登録していると読み放題となっております。
ぜひぜひ★評価だけでもお願いします。レビューもいただけたらうれしいです。
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