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脱マトリックス!人間を超えて現実世界を創造する理論と実践2020

執筆:いち  あまね


皆様、初めて筆をとらせて頂きます。
医師で文筆家の  いち あまね  です。

昨年、シリコンバレーの Transformative Technology Conference においてご一緒させて頂いたことをご縁に、この度、こちらに寄稿させて頂くことになりました。
2020年、大変革の年にご縁を頂き感謝いたします。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

出会いと歴史

さて、私自身、医師ですが、「究極のヘルスケアは、人類の進化である」と捉えております。
幼少期から、母親が各大学病院で診断がつかず、治療法もない症状を患っており、様々な代替医療やヨガ、気功、エネルギーワークなどを学び経験する様子を間近で経験しておりました。
私自身も、そもそも肉体にいながらにして俯瞰的な視点を持ち、生も死も等価であると直観的に認識しておりましたので、西洋医学的な視点には囚われず、病の根本や人間とは何かを追求し、探道しておりました。

その結果、あらゆる病は、人間が自らの複雑化したマインドにより現実化するものであると理解しました。
それをリセットし、誰もが、創造主としてのアイデンティティを持ち、意志を持って、この現実世界(マトリックス空間)を自由に創造することができるようになれば、健康をも創造することができます。

ヘルスケアについてそう考えていたところ、祓い、鎮魂、言霊という明確な方法論が古来より確立され、脈々と受け継がれていることを知り、大変感動した次第です。

マインドのカオスを払う、祓い。
ゼロになり源と再接続する、鎮魂。
そして、意志を持って現実を創造する、言霊。

まさに、このプロセスにより、人は神そのもの、創造主として、自由に現実をクリエイトすることが可能になります。

人間と現実世界の設定とルールを明確化

さて、しかし、このマインドというもの、放置するとどんどんとカオス化してしまいます。
自分自身が分からず、自分自身が扱えないことが、人類の大いなる苦しみを生んでいるでしょう。

なぜ、自分自身が分からず、扱えないのでしょうか。
それは、人が生まれてからこれまで、一度も、人間や現実世界、そしてその中で繰り広げる人生というロールプレイングゲームの仕組みを教わっていないからに他なりません。

設定やルールも知らないままに、自分のアバターを持ち、母の産道を通って産声を上げた時から、勝手にゲームがスタートします。
様々な出会いと経験によって、マインドを培い、ニューロンと接続してプログラミングが起こり、感情や思考、そして言葉や行動のアウトプットパターンができあがり、現実を創造しています。

本来、誰もが、気づかないうちに、現実を創造しているものですが、ルールを知らず、自分のマインドのシステムも理解せず、カオス化した潜在意識が現実化してしまうために「人生は思い通りにならない」「人生は辛いものだ」となってしまいます。

もちろん、知らないことは、悪いことではありません。
人類の進化のプロセスにおいて、これまでの時代は、それを知らずに、人間として様々な経験をして、様々な感情を味わい、それによって個々が学び、成長することによって、全体の経験値を高めることが目的で、そのようにゲームが設定されていたとも言えます。
どんなに苦しい経験も、辛い感情も、この肉体を持っているからこそ味わえることであり、二元論的は「悪い」経験であったとしても、視点の次元を上げれば、立派な経験を蓄積したと言えます。

しかし、もはや、時間をかけて苦行を行う時代は、終わろうとしています。
これからは、誰もが、無明から解放され、真理に明るく、つまり、人間とは何かを理解し、ゲームのシステムを理解し、そして、自らが自由自在なクリエイター・創造主に進化することで、軽やかに全体を進化させていく時代です。

ですから、まずは、誰もが、アバターである人間のしくみと、マインドのしくみ(Human mind system)、ゲームの場である現実空間( マトリックス空間)、これらを明確に理解できるよう、これからお伝えしていきたいと考えております。

それがわかれば、時間+空間の4次元空間に囚われず、意識の次元を上げ創造主のアイデンティティとして生きることができます。
これは、理論的な理解ですが、そこに、感覚体験も必要です。

どちらかだけでは脆弱ですが、どちらも伴うことで、右脳と左脳が合一し、直観し、腑に落とし、今ここ常にブレない状態でいることが可能になります。

どちらかと言えば、私自身は頭でっかちであることをお断りしておきましょう。
おそらく、身体を持ってこの地球に生まれた過去は、あまり多くないようで、身体を扱うことが大変に苦手としてきました。
昨年からシフトが起こり、ようやく身体とも仲良くし始めております。

まだまだ未熟ではございますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


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【いち あまね プロフィール】
医師・認定産業医・文筆家
米国IBA認定・ボディトークプラクティショナー
国立大学医学部医学科卒

出口王仁三郎が霊山として、邸宅を構えた岡山県熊山遺跡の麓に生まれる。
某大学病院糖尿病代謝内分泌科を経て、臨床医として最新のバイオロジカル医療・予防医療から在宅・看取り医療まで幅広く臨床経験を積みながら、個々の病気の根本原因やより良き生と死に向き合ってきた。
究極のヘルスケアは、人類の進化であると捉え、最新の分子整合栄養療法・バイオロジカル医療から常在細菌学、生命科学、意識科学、理論数学、物理学、哲学などを統合した視点で、医療とヘルスケアの次元上昇を目指している。
薬を処方する代わりに、情報空間へのアプローチとして、情報を処方することを天職と捉え、書籍やメディアなどで情報を発信している。

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