食べロゴ

『食べロゴ』 Vol.01 〜生命螺旋を喰うてみよ〜

執筆:アソ ヤスヒコ(阿蘇 安彦)

ラボラトリオ研究員、アソヤスヒコです。
四柱推命の鑑定に「食神」が入っている40代男子です。

「食べロゴ」では、食レポのみならず、「食」を通じて地域の食文化や「いのち」の仕組みを探求していきます。

今回は、甲府市中央にあるラーメン店「楽楽」さんへ行ってまいりました。

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ラーメンはお好きですか?

しかし、今回の目的はラーメンではありません。

ラーメンじゃないなら餃子か?

いえ違うんです。。

今回のお目当の料理は。。。

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メニューに「つぼ」の文字が!
「つぼ」とは一体何でしょうか??

さすがに、「怪しい壺」を売っているワケではないようです。
ラーメン屋さんですからね。

パローレ的には「クラインの壺」と言いたいところですが。。

カウンターに目を移すと・・・
「つぼ」の正体が!!

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この無数の生命螺旋は・・・

そうです、「つぼ」の正体とは、「田螺」(タニシ)のことでした!

山梨県、長野県、岐阜県の一部では、貝殻のまま味噌汁(つぼ汁)にして
食してきた伝統があったそうです。

しかし、甲府市内には水田が少なくなりタニシが取れなくなったことや、食習慣の変化により現在では「つぼ」料理はほぼ絶滅。。

店主曰く、日本国内でも「つぼ」料理を出している店はほとんどないだろうということでした。

市場にも出回っていないため、手に入るのが困難になってしまった「タニシ」。

「それでは、どうやってタニシを入手してるんですか?」
と質問したところ、

「実はね、民間の『つぼハンター』がいるんですよ。
新潟や長野に遠征に行ってね、最初は自分が食べるの好きでつぼを採りに行ってたらしいけど、うちに売りにきたんだよね。
うちは先代からつぼ料理出してたんだけど手に入らなくなってたからさぁ、渡りに船だったよ〜」

謎のベールに包まれた「つぼハンター」!!

その実態は、

・確認できるだけで60代の男性が2名いるようだ
・タニシは農薬を使った田んぼには生息できない
・だから、無農薬栽培の水田の持ち主と良い関係を築くことが大切

ということです。

これ以上の公表は控えさせていただきたいところですが、
身近な所にも「つぼハンター」が1名いました。

ラボラトリオ研究員の竹内健さんです。

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チャイルドアーツアカデミーで、ふとまにの里で生息するタニシを捕獲し、味噌汁(つぼ汁)を皆で食べたそうです。(ザリガニのアヒージョも)

それでは本題に戻り「楽楽」名物の「つぼの酒蒸し」の登場です!

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「つぼの酒蒸し」1100円

おぉ!
暗黒の宇宙から生命螺旋が湧き上がっているようです。

いただきま〜す!

さて、お味の方は・・・

サザエに似ていて、苦味もきいて、酒のつまみにぴったりです!

モグモグ、
「ジャリっ!」

あれ、砂が入っていたのかな?
と思いきや。

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殻の中には、「タニシ」の子供達が入っていました。

まさに入れ子構造の「生命螺旋」。
「つぼの酒蒸し」を食べているうちに。。。

タニシの生命情報と体内の水分子が共鳴し、

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水の渦、

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大気の渦、

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銀河の渦、

まさに、極大から極小までをつらぬく
生命螺旋を巡る命の旅が展開されました。

そして生命螺旋の法則である「黄金比」は、

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言霊をデジタル化した
ロゴストロンにおいても、

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太陽系惑星の周波数である父韻と、地球の周波数である母音が結合して産まれた子音を「黄金比」で表現しています。

つまり、今読んでいただいているこの文字も、あなたの小宇宙の中で言霊のムスビにより生命螺旋として躍動しているのです!

たかが、「タニシ」を食べただけで大袈裟な・・と思うかもしれません。

しかし、レオナルド・ダビンチが、最も熱心に研究していたテーマは、「水」についてだったといわれいます。

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水の渦や波を観察することにより、そこに宇宙から人体までつらぬく法則
「黄金比」を見出し、創造性を育み、時空を超えた天才性を発揮したのでしょう。

日本が誇る漫画家、手塚治虫氏も医学博士の学位論文は、タニシの『異形精子細胞における膜構造の電子顕微鏡的研究』でした。

・・・まあ、食レポのわりには話が壮大になり過ぎたかもしれません。

泥の中に生息する「タニシ」だけに、「泥魂(ヌルミタマ)」=「精魂(くわしみたま)」を発動・反転させ、話を戻します。

「つぼの酒蒸し」を食べ終えた後は、

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チャーシュー麺(900円)も

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餃子(500円)も

大変美味しゅうございました。

あとは、当原稿は「つぼ料理」がテーマになりますので、「ツボ」が反転して「ボツ」にならないように祈るのみです。

(了)


・・・・・・・・・・

【アソ ヤスヒコ(阿蘇 安彦)プロフィール】

ラボラトリオ研究員。
四柱推命の通変星に「食神」が入っている、40代(後半)男子。
書籍「ウォーターデザイン」(和器出版)の制作を担当。
過去にオーストラリアでカンガルーと戦ったという噂は真実である。


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