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[濃縮100文字] ねえ?なに?プログラミングって。 vol.03

執筆:ラボラトリオ研究員 村上 卓

プログラミングが義務教育化(※)される現代。
子供から聞かれたときに大人らしく、
さらっと答えるために準備しておく連載。

※今年2020からスタート

では、早速答えてみましょう。
優しい言葉で、手短に、100文字以内で。

前回登場した計算忍者の続編。

【回答1】

コンピュータの忍者は
忍者は忍者でも

なんでも計算で処理してしまう
計算忍者なのだ

なんでもかんでも
数であらわし、計算で処理してしまう
(70文字)

おこちゃま:
え?計算って
算数でやる
足し算とか掛け算のこと?

わたし:
そう。その通り。

おこちゃま:
じゃ、コンピュータって
算数の計算しかできないってこと?

わたし:
そうだな。
大体あってる。

おこちゃま:
じゃ、
算数しかできなくて、
国語とか理科はできないんだな。
なんか大したことなさそうだな。
勝った!

わたし:
いやいや。(汗)

国語とか理科もできるよ。
社会もできるし、英語もできるし
絵だって描けるし、音楽だってできる。

でも、ちゃんとそれ用の
忍術を覚えないとできない。

おこちゃま:
おお〜。忍術!

【回答2】

計算忍者は
忍術を覚えると
色々なことが
できるようになる

そして忍術は
巻物に書かれている

計算忍者は巻物をゲットすると
凄い忍術を使えるようになるのだ
(79文字)

おこちゃま:
忍術って
例えばどんなやつがあるの?

わたし:
それはね
例えばスマホで言うと、

【回答3】

スマホの中に計算忍者がいて
中に入っているアプリ
一つ一つが忍術だ

アプリをインストールすると
巻物がスマホに入って
新しい忍術を
覚えることになるのだ

だから、スマホは
色んなことができるんだね
(100文字)

おこちゃま:
おお〜。
アプリは忍術だったのか〜〜〜。
そういうことかぁ!

じゃ、ゲームもそういうこと?

わたし:
そうそうそう。
分かってきたねぇ〜!

ゲーム機の中に
計算忍者がいて、
ゲームソフト
ひとつひとつが巻物だ。


【今日のまとめ】

連載1回目
では、
プログラミングを
手紙を書くことに例えました。

今回は、この手紙を巻物に
置き換えた感じです。

そして、コンピュータのことは
「言葉がわかる凄い機械」とか
「他の機械とお友達」
という例えをしました。

その部分をより具体的に
忍者というあまり表には出てこない
存在として擬人化しました。

伝えたいことの本質は、
手紙や巻物といったものに
何かを書くということ。

そして、手紙や巻物を受け取る
コンピュータが

書かれた内容を受けて
動作を変えること。

そしてコンピュータが
色々な機械に組み込まれることで、
機械がスマートになっていくこと。

この計算忍者シリーズで、
もう少し本質に迫って行こうと思います。

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【村上 卓 プロフィール】
netenのプログラマ。最初にプログラミングをしたのは、6歳の時にMSXというコンピュータで。
だからといって、そこから天才プログラマの道に入ったわけではなく、
社会に出るまでは、ほとんどノータッチ。中学生、小学生の子どもが3人いるが、誰もプログラムはやってない。


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