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“ミネラルさん”、 その名前の由来は「日瑠売石(ひるめいし)」にある (その1)

執筆:ラボラトリオ研究員 杉山 彰

さて、“火の国” 九州は大分の地において、世界最大級の巨大カルデラを誕生させた地球規模のエネルギーが、1万年の時をかけて熱変性させたエネルギー鉱石。それが「日瑠売石(ひるめいし)」です。そして、この「日瑠売石」をミクロン以下の単位の超微粒子状に粉砕してクエン酸で溶出、つまり溶かしたわけです。溶かして、溶かしたその溶液にさらにフルボ酸を加えて完成させたのが〈ミネラルさん〉なのです。

石バック言葉

※ホルンフェルス:変成岩の一種であり、マグマの熱変成作用を受けて地中の熱や圧力によって変化した岩の一種。ドイツ語で「角の岩」という意味で、とても硬くて、割るとガラスのように角張って割れることから、角石(つのいし)の意味としてホルンフェルスと名付けられた。

岩石を溶かして溶液にしたって? そんなことができるか。できるのです。自然界では、結構あたりまえの森羅万象として見られます。風光明媚な名所で巨大な岩石から樹木が生えている写真、観たことありませんか。あれって樹木が根酸という、クエン酸の種類の酸を出して岩石を溶かして、その岩石に含まれているミネラルを養分にして育っているのです。この岩石に根を張った樹木は、風水害によく耐える強い樹木に育ちます。

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樹木を強く丈夫に育てている岩石の養分、つまりミネラルを人間がとりこんで悪いわけがない。いいことだらけなのです。しかも、その岩石、つまり「日瑠売石」には、この地球をはじめ、もっと言えば宇宙全体をカタチづくっている118種類の元素のなかで、天然由来の89種類の元素のうち、58種類が含まれているのです。ちなみに元素とミネラルは同義語です。

前置きはこれくらいにして本題に入ります。じつは〈ミネラルさん〉を開発して商品化するまでに、いろいろと検査機関に成分分析の依頼をしています。その分析結果が正式にあがってきているのです。58種類のミネラルが含まれているというお話も、さる研究所に依頼してICP分析という最新の手法を駆使して定量分析してもらったのでした。

そうしたら驚いたことに58種類ものミネラルが検出されたわけです。しかし、七沢先生なんかは、格段、驚きもせずに、「そんなことわかってたよ」のひと言でスルーされてしまいましたが、我々研究員としては、「ホンマかっ!ありえない、凄いな、58種類かよ」と、それはそれは甲府の街は大騒ぎ、祝杯まであげてしまいました。

検査機関への分析依頼は、まだあります。放射能測定の依頼もしました。そして、その結果がでました。おっと、ここで放射能なん言葉を出したら、「えっ、それってまずいんじゃないの。放射被爆があるんじゃないの」なんて心配の声が聞こえてきそうですが、心配ありません。この放射能測定は、「放射線ホルミシス効果」の有無を確認するための測定だったのです。

「放射線ホルミシス効果」のホルミシスとはホルモンの語源であるギリシャ語のホルメ(horme)に由来し、このホルメは「刺激する」という意味です。何を刺激するのか。細胞を刺激して活性化させるのです。「放射線ホルミシス効果」は、NASAの医学顧問でミズーリ大学のトーマス・D・ラッキー博士によって提唱されたのですが、 “微量の放射線は生命にとって有益である”という発見でした。

ここは、皆さんご心配でしょうから、もうちょっと補足しますね。1982年12月号の米国保健物理学会「Health Physics」誌に “微量放射線は人体に対して刺激として働き、生体を活性化させ、生命活動にとってはかえって有益である” と論文発表されたのでした。

もちろん論文だけではなく、さまざまな実験や追試が行われ、世界中の大学や医療機関で「放射線ホルミシス効果」による治療が行われています。たとえば、

① 制ガン・抗ガン作用として、ガン転移の抑制、胸腺リンパ腫の発生低減、② ガン抑制遺伝子p53の発現
③ 活性酸素病に対する効果として、高血糖値の降下、活性酵素消去酵素であるスーパー・オキサイド・ディスムターゼ(SOD)の活性化
④ 免疫細胞の活性化
⑤ 細胞増殖の亢進
⑥ 染色体異常の低減
⑦ 遺伝子損傷修復の促進などなど。

で、「放射線ホルミシス効果」の有無の測定結果はどうだったのか。これもさる研究機関に依頼して「天然核種放射線濃度測定結果報告書」として正式にあがってきています。ちょっと専門的で難しい言葉を使って申し訳ないのですが、「日瑠売石粉末」を対象として測定できた核種の放射能濃度は併せて1.34Bq/gと評価されました。「放射線ホルミシス効果」が十分に期待できるという数値があがってきたのでした。

そして、検査機関への分析依頼は、もう一つありました。遠赤外線の測定です。これは予想通り、4μm(マイクロメートル)~14μm(マイクロメートル)の遠赤外線を放射しているという分析結果があがってきました。遠赤外線効果は、ご存知の通り「育成光線」と呼ばれ、血流を良くして全身の細胞の代謝を良くする働きがあります。そして “血液がサラサラになる”、“老廃物が排泄されやすくなる”、“身体の芯から温まる” などの効果が実証されています。

〈ミネラルさん〉は天然由来の58種類のミネラルを含有し、そのミネラルが、私たちの身体が正常に機能するようにコントロールしてくれるわけです。そうです。私たちの身体はミネラルでできているのです。そして、そのミネラルの働きで生命維持がなされているのです。

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1977年に「アメリカ上院栄養問題特別委員会」で発表された〈マクガバン・レポート〉では “ミネラルの世界的渇望が、人類の病気の原因である。そしてごく少量にもかかわらず、ミネラルがないと私たちは病気になり、苦しみ、命を縮めることになる” などと報告されました。ミネラルって、私たちが思っている以上に凄い働きをしてくれるのです。

ノーベル賞を2回受賞して、独自の化学統合論を築き上げ、“現代化学の父”と呼ばれるライナス・ポーリングは、“すべての病態、すべての病弊、すべての病気を追求するとミネラル欠乏にたどり着く。私たちの生命維持は自分の意志でコントロールできず、体内のわずか4%、70種類のミネラルに完全に支配されている” と述べています。

〈ミネラルさん〉は、その70種類のミネラルのうちの58種類のミネラルを含有しているのです。“凄い”という以外の言葉がみあたるのでしょうか。みあたらんでしょ。

 (その2)はこちら →

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【杉山 彰(すぎやま あきら)プロフィール】

◎立命館大学 産業社会学部卒
 1974年、(株)タイムにコピーライターとして入社。
 以後(株)タイムに10年間勤務した後、杉山彰事務所を主宰。
 1990年、株式会社 JCN研究所を設立
 1993年、株式会社CSK関連会社 
 日本レジホンシステムズ(ナレッジモデリング株式会社の前身)と
 マーケティング顧問契約を締結
 ※この時期に、七沢先生との知遇を得て、現在に至る。
 1995年、松下電器産業(株)開発本部・映像音響情報研究所の
 コンセプトメーカーとして顧問契約(技術支援業務契約)を締結。
 2010年、株式会社 JCN研究所を休眠、現在に至る。

◎<作成論文&レポート>:
 ・「マトリックス・マネージメント」
 ・「オープンマインド・ヒューマン・ネットワーキング」
 ・「コンピュータの中の日本語」
 ・「新・遺伝的アルゴリズム論」
 ・「知識社会におけるヒューマンネットワーキング経営の在り方」
 ・「人間と夢」 等

◎<開発システム>
 ・コンピュータにおける日本語処理機能としてのカナ漢字置換装置・
  JCN<愛(ai)>
 ・置換アルゴリズムの応用システム「TAO/TIME認証システム」
 ・TAO時計装置

◎<出願特許>
 ・「カナ漢字自動置換システム」
 ・「新・遺伝的アルゴリズムによる、漢字混じり文章生成装置」
 ・「アナログ計時とディジタル計時と絶対時間を同時共時に
   計測表示できるTAO時計装置」
 ・「音符システムを活用した、新・中間言語アルゴリズム」
 ・「時間軸をキーデータとする、システム辞書の生成方法」
 ・「利用履歴データをID化した、新・ファイル管理システム」等

◎<取得特許>:「TAO時計装置」(米国特許)、
 「TAO・TIME認証システム」(国際特許) 等


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