まだまだ暑い!アーユルヴェーダ的夏(ग्रीष्म グリーシュマ)の過ごし方
強い日差しと高温で、夏バテ気味の今日この頃であります。お腹の調子もイマイチで、こんな私が夏の過ごし方を書いてもいいのかと思いつつ、そんな私だからこそ養生していることをご紹介したいと思います。
日々自分の心と体の状態を観察する
以前投稿のアーユルヴェーダ(आयुर्वेद )の毎日の習慣(ディナチャルヤー दिनचर्या )でもご紹介しましたが、呼吸法:プラーナーヤーマ(प्राणायाम )と瞑想:ディヤーナ(ध्यान )は欠かせません。
毎日継続して同じことをして自分の内側を観察することによって、その時々の心と体の微細な変化を感じることができるようになります。
なるべく白湯を飲む
お腹の調子:消化の火(アグニ अग्नि )の調子を整えるために冷たい飲み物を避け、温かい白湯を飲むことはとても重要なことです。とはいえ、暑い夏はついついアイスコーヒーやらジュース、アイスクリームに手が伸びてしまいますね〜。我慢しすぎるのも心の毒となる!?バランスが大切。
冷たいものはあまり取らないようにしたい。(修行はまだまだだな、笑)
ハーブ&スパイスティー(トゥルシーチャーヤ तुलसी चाय)
コーヒーも大好きですが、私のお気に入りはトゥルシー&レモングラスのハーブとシナモン、カルダモン、ジンジャー、クローブ、ブラックペッパーのスパイス類を入れたハーブ&スパイスティーです。夏場はフレッシュハーブで作ることも!スパイスはあらかじめ適当に混ぜたスパイスミックスを一振りで簡単に作れます。これはオススメです。
ココナツオイルのオイルトリートメント(アビヤンガ अभ्यंग)
寒い時期は固まってしまうココナツオイルは、夏になると液状になります。これが、ココナツオイルの塗り時です。伸びが良くベタベタしないので毎日のお手入れに欠かせません。頭と耳と足の裏、その他気になる関節部にぬりぬり、セルフマッサージしています。
おかげで夏場の湿疹や汗疹にもならず快適です。※個人の感想です。
気分によってミントオイルやローズオイル(冷やす効果もある香り)を混ぜて使うこともあります。良い香りに満たされることは心と体に効きます。
夏野菜(旬の野菜)や果物を食べる(食事 アーハーラ आहार)
今ならきゅうり、ナス、オクラ、緑の葉物いろいろ、スイカ、もも、梨など夏の果物もいいですね。暑いからといって生野菜ばかりでは消化には重くなってしまうので、茹でたり、炒めたり、スパイスを使って食べるのがお勧めです。手軽に手に入れられる生姜、ブラックペッパーは消化を助けてくれます。お腹の調子を整えることはアーユルヴェーダの基本です。
ジャンクなものや刺激物を減らし、作り手も食べる側も穏やかな優しい気持ちでいることで食べ物が栄養として体に取り込まれます。優しいって大事❤︎
基本は早寝早起き、規則正しい生活(ブラフマチャルヤ ब्रह्मचर्य)
忙しかったり、何かに夢中になったりするとついつい時間がルーズになってしまったりと思うようにはいかないことも、、、。寝苦しい夏は寝不足になりがちなのでじゅうぶんな睡眠(ニッドラー निद्रा)を確保するために室温や寝具などにも気を使いたいものです。
アーユルヴェーダの3本柱(トラヤ ウパスタムバ त्रय उपस्तम्भ)
というものがあるそう
適切な食事:アーハーラ आहार
適切な睡眠:ニッドラー निद्रा
規律正しい生活、感覚の制御:ブラフマチャルヤ ब्रह्मचर्य
どれも大事ですね。
チャラカサンヒター(चरक संहिता)では、 「これらの 3 つの柱を適切に管理する人は、病気によって短くなることのない完全な寿命が保証されている」といわれています。
まとめ
アイスコーヒー飲んだり、アイスクリーム食べたり、たまに夜更かしして寝坊したり、、、お腹壊したりとポンコツです(笑)
早寝早起き、決まった時間に食事をするなど、改めて確認して楽しく実践していきたいと思います。
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