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アーハーラ:食事

アーユルヴェーダの食事について

アーハーラ (आहार [āhāra] )とは食事のこと、人は食べるものでできている
食事は健康のためにとても重要です。適切な食事なしに健康を維持することは不可能です。食べ物は体に影響を与えますが、心もそれに応じて機能しています。

アーユルヴェーダのトリートメント期間が終わってからの3ヶ月はとても大切な時期なので、服薬と共に食事の注意点がたくさんあります。結構厳しいので完璧には守れませんが、その中でも一般的で今後も守りたい注意点をご紹介します。

穀類(お米など)

古米・古小麦は半年以上経過したものを使用するのがベターです。お米はよく洗い、数分間水に浸し、4〜5倍の水を加えて炊飯します。しっかり火が通ったら、残った水分を取り除きます。

『古い方が良いのですね。
 茹でる感じでしょうか?日本の炊飯とはずいぶん違いますね。』

加工された白い小麦粉を避け、全粒粉に切り替えてください。
小麦粉と全粒粉を混ぜ合わせないでください 。

食事の少なくとも半分には、米、小麦、雑穀、または何らかの穀物を使用する必要があります。

冷凍食品&加工食品

冷蔵食品、包装食品、加工食品はできるだけ避け、冷蔵庫から取り出した後はやむを得ず室温に戻してから調理し、電子レンジでの調理は避けてください。

鶏肉とヨーグルト

鶏肉と一緒にヨーグルトを摂取しないでください。

『消化に重くなるので避けた方が良い組み合わせですね。
 他にも塩と牛乳も食べ合わせが悪いとされています。』

牛乳

新鮮な牛乳、できればオーガニックが最適です。牛乳はクリームが牛乳の表面から浮き上がるまで煮ます。
豆乳、 アーモンドミルクなどはお勧めしません。

はちみつ

はちみつは消化不良を引き起こす可能性があるため、少量しか摂取できません。また、お茶など温かいものと混ぜることはできません。
夏や暑い国では避けた方がよいでしょう。

お白湯

ぬるま湯、または沸騰させて冷やした水は常に効果的です。一度沸騰させたものは長時間使用しないでください。 15 時間以上は保存できません。
また、 朝一番に暖かいお湯を摂取しないでください。
寒い季節には温かい(体温ぐらいの)お湯を飲んでも良いです。

甘いもの

オーガニックシュガーやそれから作られたお菓子を時々食べるのは問題ありませんが、お菓子は食事の初めに摂取すべきであり、食事の終わりには決して食べないでください。

オーガニックとは、ココナッツシュガー、パームシュガー、デーツシュガーなど、サトウキビ以外の供給源から得られる砂糖のことです。
糖蜜は避けるべきです。

『食後のデザートとしての焼き菓子もあまり良くなさそうです。
 がっかり!』

調理器具

調理用のアルミ容器は避けてください。

生活全般

激しい運動はしないでください。運動に最適な時間帯は朝、朝食前だけです。決して夜に運動してはいけません。夜に運動すると非常に有害です。 運動前は空腹で果物も食べないでください。ただし、運動前に水を飲むのは問題ありません。

姿勢が完全に安定し、本当の意味で行われる快適なヨーガのアーサナは、1日中いつ行っても問題ありませんが、疲れてしまうようなヨーガの練習の場合は、午前中に行う方が良いです。

プラーナーヤーマ呼吸法)、瞑想、ヨーガ ニッドラーは有益でいつでも行うことができ、体と心にとって無料のトリートメントです。

食事の直前であっても、食事前のシャワー/入浴は素晴らしいでしょう。


『なかなか沢山ありますが、できるところから少しずつ普段の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?』

アーユルヴェーダライフをお楽しみください!


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