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したいことをするためにしたくないことをする

したいこと。
好奇心に忠実に生きること。

したくないこと。
好奇心に蓋をすること。

じゃあ蓋せずに忠実に生きればいいってシンプルな自分の人生。

だがしかし、そうも簡単に人生はいかない。
みんなそうなんだろう。だから毎日頑張っている。
僕も頑張らないと。

好奇心なんて感覚的な発端に過ぎない。

村上春樹の国境の南、太陽の西を読みたい。
oasisのWondermallを大音量で聴きたい。
ハカランダのアコギをお酒呑みながら弾きたい。
スペシャルティの珈琲豆を挽いて飲みたい。
即興型の散歩で迷子になりたい。
一日中誰とも話したくない。

なんて、合理性のない突発性の欲求から生まれる。
この好奇心を満たすことが社会性があるかというと無い。個人的な人生の1ページに過ぎない。

僕の生きる社会はそればっかりを許してくれない。

朝は会社に行ってパソコンに向き合い、初対面の人ともZOOMで会話をする。たしかに思ってもみない楽しさに巡り合うことはある。
だが、僕がその瞬間したかったのはビートルズのIn My Lifeをピアノで弾きたいということだけ。それには蓋をせざるを得ない。
こんなこと当たり前なのだが、この好奇心に蓋をし続けるとそのうちに好奇心はそっぽ向いてしまうよ。そのうちに趣味のない、しがないサラリーマンの一丁上がりだ。

したいことをするためにはしたくないことをする。

したくないことをしているときには、何のためにやってるかをリマインドするだけで違うのかもなと思った土曜日の昼下がり。
週末は好奇心に向き合おう。


アートに触れたい。

よかった。まだ枯渇してない好奇心。やりたいことがあるのは幸せなことだ。

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