ポワラーヌのクッキーが無性に食べたくなる病。
この病気は3ヶ月に1度くらいの周期でやってくる。ロックダウン中に発症して自ら真似てクッキーを焼くももちろん症状は収まらず、ロックダウン解除後お店に直行して買い込み、ようやく治った。
さてさて、おパリ好きな日本人なら既にポワラーヌのクッキーはご存知かもしれないが、こちらフランスではポワラーヌと言えば パン・ド・カンパーニュ/田舎パン の老舗店ということで有名。因みにだけど独特の酸味があるパン・ド・カンパーニュ、私は苦手(笑)。
パンで使っているのと同じ小麦粉に砂糖とバターと卵、材料はこの4つだけ、パンと同じ石窯で職人さんによって焼かれるこのクッキーには良い感じの焼きむらがある。因みに私のお気に入りは他のよりも茶色く香ばしいちょっと焼き過ぎたやつ。硬めでボリボリとした食感、甘過ぎずどこか懐かしい味がホッとする。このクッキーの商品名が Punitions/お仕置き という理由は、創業者のおばあちゃまが内緒で子供達にお仕置きよと言ってはこのクッキーをあげていたそうだ。エピソード可愛い。
フランスのお土産に絶対的な人気を誇るキラキラのラデュレやピエールエルメも素敵だけれど、ここでしか買えないポワラーヌのクッキーはいかがでしょう。日本で無性に食べたい病にかかったら辛いけど。
☆今日のめっちゃ簡単フランス語 ☆
Sablé / サブレ・ 意味:クッキー
Punitions / ピュニション・ 意味:お仕置き
bien cuit / ビヤンキュイ・ 意味 : 良く焼き, ウェルダン
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