Maki

海外大学院(博士課程)留学し、国際結婚したワーママ。3言語飛び交うマルチリンガル家庭で…

Maki

海外大学院(博士課程)留学し、国際結婚したワーママ。3言語飛び交うマルチリンガル家庭で2歳の息子を試行錯誤子育て中。

最近の記事

子育ての「中庸」:とある子育て本の個人的レビュー

2019年秋に出産し新米ママになった私。 社会科学系研究職の性だろうか。 なんであれ、学ぶ時はまず本を手に取る。 気付けば、いわゆる「育児本」と称される類の本を15冊近くは読んだ(離乳食や授乳に特化した本も含める)。 そのなかで、印象に残っている本が2,3冊あるけれど、直近で読了した本が予想以上に響いたので記録しておこうと思う。 正直言うと、そんなに期待していなかった。むしろ、タイトルだけ見るとこれは私の苦手な部類の本かもしれないとすら思ったくらい。なぜかって「頭の

    • 歩けるようになった息子

      2019年9月に生まれた息子。 今週で1歳と4ヶ月になった。 この1ヶ月で劇的に成長したこと。 それは何と言っても 二足歩行をマスターし始めたこと! なかなか歩く気配のなかった息子にとって これはかなり大きな変化である。 息子は同じ月齢の子たちと比べると 身長が高めで、体重も平均より上。 「身体の大きい子は歩くのも遅いらしいよ」 どこまで信憑性があるかわからないが なかなか歩き出さない息子を見て 慰めにそんなことを言ってくれる方もいた。 多分、私自身も自分にそう言

      • 「頭の良い子」に育てたい?

        知的好奇心や子育てのエビデンスに関心がある私。それってやっぱり頭の良い子を育てたいんだよねというイメージを持たれることもあると思うんです。「頭の良い子」をどう捉えるかにもよるとは思いますが、私の考えをシェアさせてください。 勉強の先取りではなく養いたいのは物事に取り組む姿勢はじめにこれだけは書いておきたいのですが 私は息子を単に「勉強ができる子」に育てたいと思っているわけではありません。 「勉強ができる」にも様々あると思いますが 私がここで言うのはテストで高得点をとると言

        • お正月料理の「なぜ?」

          あけましておめでとうございます! 始めたばかりではありますが、今年もどうぞよろしくお願い致します。 お正月に日本にいる時は、私の実家に帰省することが多い我が家。 今年は帰省を我慢して家族3人でささやかにお祝いをしました。 いつもは母が作ってくれるお雑煮。今年は初めて自分で作ってみました。実家では毎年おすましなので、我が家も同様に。 おせち料理も御重でとはいきませんが、少しだけ用意しました(それは買ったよ!)。 外国人の夫と付き合い出してはや12年。結婚して丸6年。

        子育ての「中庸」:とある子育て本の個人的レビュー

          音楽と子どもの脳

          息子は約3ヶ月前から近所にあるリトミックの教室に通っています。 息子が生まれるまで私は「リトミック」という言葉すら知らなかった。 リトミックは、楽しく音楽と触れ合いながら、基本的な音楽能力を伸ばすとともに、身体的、感覚的、知的にも、これから受けるあらゆる教育を充分に吸収し、それらを足がかりに大きく育つために、子どもたちが個々に持っている「潜在的な基礎能力」の発達を促す教育です。リトミック研究センターウェブサイトより コロナ禍以前のことですが近所の児童館のイベント欄に「リ

          音楽と子どもの脳

          知的好奇心を育てるということについて

          あそびとまなびをテーマにしていると 鍵となるキーワードのひとつとして浮かび上がる「知的好奇心」  知的好奇心が旺盛というと 物事に対して「なぜ?」「知りたい!」と 探求する姿勢が活発なことを指しますよね  こういった姿勢は 子どもが自分の世界を広げて成長していくのに とても大切だなぁとつくづく思います  子どもだけじゃない 人っていつまでも成長・発展できる可能性が詰まっていると常々感じます その基礎になるのはやはり「知りたい」というシンプル

          知的好奇心を育てるということについて

          はじめまして:このnoteについて

          はじめまして!
2019年秋に生まれた1歳3ヶ月の息子をもつMakiと申します♪

 この1年と3ヶ月、息子の子育てをとおして気づかされることがたくさんありました。 人を育てるってどういうことなのかな?とかちょっと哲学的なことにも思いを馳せつつ過ごしてきた産休と育休の時間。 ゼロからスタートした親としての人生はいまだに試行錯誤の連続ですが、息子に向き合うことは自分に向き合うことでもあり、息子のおかげで新たな学びをたくさんもらっています。 息子が育っているこ

          はじめまして:このnoteについて