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6. 恋より

犬は散文
猫は詞である
Jean Burden


猫がタイプだ
動物とか雰囲気かもしれない

犬もタイプだ
動物とか性格のことで

猫を強く抱き締めて、犬を軽く撫でてみた

猫なら適度なケンカを、犬なら適度にあしらうかもね

なら、人間は?

犬のような散文で、猫のような詞を好む人

想像もつかない人


始まりでは抱き締めないし、撫でたりしない

疑いの心を向けながらたまに目を合わせるのかも?

まだ見ぬ人へ

私が詞を書けば、貴方が教えて

悲しいのは、沈黙だけ


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