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LGBT・アライ 雑感含む

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2023年8月の記事一覧

見過ごされた性暴力が明らかにされるのは良いこと【女装は免罪符にならない】

見過ごされた性暴力が明らかにされるのは良いこと【女装は免罪符にならない】

↓なんとも残念な報道。「性同一性障害」というより、広く女装界隈の問題をはらんでいるように考えます。
ですので、この記事では「性同一性障害」「トランスジェンダー」というより、「女装界隈」の観点から考察します。
(すべてのMtFトランスジェンダーは、少なからず「女装」だった時代があるものです。念のため。)

1.「女装界隈」の汚い部分

すすき野の殺人事件(※)に続き、「女装界隈」の汚い部分が露見して

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戸籍変更ができなくても、手術を望んだ人たちがいる。

戸籍変更ができなくても、手術を望んだ人たちがいる。

SRSをして30年、というかたと、お知り合いになれた。
はるな愛さんらと同じ和田式。
20年前に、戸籍上の性別変更の特例法ができて、すぐに戸籍(上の性別)を変えたけど、まさか変えれるとは思ってこなかったと。

水商売も30年。いわゆる「ニューハーフ」職。きれいな方だが、オカマと呼ばれ、ピエロになって、30年。
「慣れた」と言うけど、慣れるなんてないはず。自分から口に出すことで、心を守ってらっしゃる

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日本バプテスト連盟が面白い【キリスト教と同性愛、トランスジェンダー、LGBT】

日本バプテスト連盟が面白い【キリスト教と同性愛、トランスジェンダー、LGBT】

先日、とある用事で、日本バプテスト連盟さまの教会にお邪魔しました。キリスト教の教会ですね。
(結論から言いますと、この記事は、日本バプテスト連盟(以下、敬称略)について、ポジティブな内容を書く記事です。事実誤認がありましたら、ご指摘ください。なお、本当は日本国内の団体についての現在進行形の記事は書きたくないのですが、「南部バプテスト連盟」のナッシュビル宣言で傷ついた人々がいたり、あるいはキリスト教

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A面、B面、純女、純男、地毛、といったジャーゴンも、久しぶりに聞くと、ああ、そういう視点もあったか、と、新鮮な感じがある。さて、何が「純」なんだか。

A面、B面、純女、純男、地毛、といったジャーゴンも、久しぶりに聞くと、ああ、そういう視点もあったか、と、新鮮な感じがある。さて、何が「純」なんだか。

1.何が「純」なんだか

トランス、というより、その周辺分野なのですが、いくつかジャーゴンがあります。
ジャーゴンとは、特定の業界に固有の用語、表現のことですね。

A面、B面、純女、純男、地毛。。などなど。意味はお調べください。

これらのジャーゴンも、トランスや女装界隈やLGBT界隈から離れ、日常に埋没していると、当然聞くことはありません。

このたび久しぶりに東京に来たので、久しぶりにこれら

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