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ポストコロナ時代で気づいた、新しい『自分×時間割』意識。

深呼吸ができる街を歩く。

最近であった心地よい街、それは武蔵境、三鷹、東小金井。

色々な街歩きを楽しんでいるが、中央線沿線のこの付近から西にかけて、深呼吸ができる街である。

高く、広い空と遠くに見える山々や都市、自分の時間を楽しむには十分な環境が目に入ってくる。

そして、これらの街は、他の地域から移り住む人や行事や活動に参加する人を受け入れる懐の深さを感じさせる。

深呼吸できる街が、新たな明日を考えるには、ちょうど良い。

自分のライフスタイルを再構築する時。

コロナ禍になって、テレワークなど新たな働き方が取り入れられた。

仕事のスタイルだけではなく、仕事に対する考え方、自分のライフスタイルを見直す機会が増えている。

見直しに際しては、明日の自分の幸せな時間をどのように創出するかを踏まえて、楽しく取り組んでいくことが大事ではないだろうか。

時事通信が伝えたニュースによると、今年5月にカリフォルニア大学の研究グループが発表した論文で、「自由時間は多過ぎても少な過ぎても、主観的な幸福感は高くはならない」らしい。

つまり、自由時間内での幸福感を研究されているようだ。

「自分が充実感を感じ、自分の可能性を拡げることを楽しめる人は自由時間が長くても幸福感が得られるけれど、そうでない場合は、長すぎる自由時間は持て余してしまうと言えそうです。」と考察されている。

24時間幸福感を得ることは難しいにしろ、自分の時間を取り戻すことで、幸福感はさらに増えるのではないだろうか。

「時間割」から解き放たれるチャンス

小学校1年生で初めて「時間割」に出会った。

月曜日から土曜日までの、学校から決められたコマ割りされた予定である。

何もわからないぴかぴかの1年生に取っては、大事な時間の決め事である。

それ以来、中学、高校、大学まで、何ら不思議に思わず「時間割」に従って生きてきた。

会社に勤めても、始業時間は9時30分、終業は5時30分ね。月曜日朝は会議。といったように、緩やかではあるが「時間割」とともに生きている。

コロナ時代でテレワークとなり、いくつかのルールはあるものの、自由裁量の時間も増えてきているように感じる。

まさに、「時間割」から解き放たれるということは、自分の時間を取り戻すチャンスではないだろうか。

新しい『自分×時間割』を、セルフプロデュースする。

幸せの時間が24時間に近づくように、自分の『自分×時間割』を持ちたい。

『自分×時間割』の1コマの時間の長さや、ルールは自分で決めよう。時間割の中で、色々試してみよう。仕事の時間、楽しい食の時間、健康づくり、野菜作り、街歩き、心地よい睡眠の時間、市民ボランティアとか。

新しい『自分×時間割』にあらわれるのは、自分の価値時間。仕事に割り当てる時間は、自分時間を提供しているのだ。好きなことをやる時間は、充実時間になる。

共有されるヒトコマ時間に、選べるプログラムが必要とされる。

自分の時間を取り戻し、新しい『自分×時間割』を組むとなると、市民ボランティアや、参加する活動の時間が、自分を豊かにしてくれる。

他人と出会い、共働することが多くの人にとってプラスに働く。

そのためにも、市民参加や新たなボランティアなど、新たなプログラムがいくつも存在する社会が市民には重要である。

愛社精神ならぬ、市民の「愛市意識」を顕在化するためにも、例えば、市民が一度だけ、1日だけ市の公務員として活動できるプログラムも面白いかもしれない。

ポストコロナ禍で、多くの人が、新たなモノサシを持ち始めるだろう。

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