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11年前に出会った私の子育てを変えた人

こんばんは

助産院パピヨン 伊佐です。

娘が絶賛イヤイヤ期に参加した講演会
森田ゆりさんの講演でした。

子どもが言うことをきいてくれない

親として躾をし、社会に通用する人に育てなくてはいけない責任がある
そう思い込んで、日々厳しい態度と大切にしたいのに、できない狭間で私は公然と暴力的な母親でした。

その、社会に通用する人という枠に
幼い我が子を押し込もうとし
時には感情が昂り、大きな声を荒げ
体罰を持って恐怖心から言うことに従わせようという躾の方法しか、私にはありませんでした。

母親からも、やり過ぎだという指摘を言われるものの、私だって叩かれたり怒鳴られたり罵られたりした記憶しかないのに、子育てって、そういうやり方なんだろうかと疑問を持ちつつも、自力で探りながら行っていたあの日。

怒りの感情の裏側には
傷ついた体験から溢れ出る感情が
自分を守る為に怒りに変換され表に出てくると言うことを知り、私は娘にその感情を押し付けていたんだということを知りました。

ただただ申し訳ない気持ちと
どうすれば良いのだろうという疑問を解決する為に日々学び続けています。

でも、あの日、あの気づきがなければ
今も力で従わせようとする育児だったかもしれません。

湧き出る怒りが現れてきた時に
なぜ、私はこの感情を感じているんだという
一瞬一瞬に向き合いながら過ごすようになりました。

そして11年経った今日。
森田ゆりさんに再びお会いすることができました。

あの時受け取った言葉は
今感じると、自分の成長や彼女の伝えたいとする言葉が心の奥底まで落ちていき、様々なことに共感し傷ついた私の心を澄み渡らせてくれる講演でした。

ラッキーなことに、1番近くで目を合わせながら話を聞き、まるで私にだけ語りかけてくれているかのような時間でした。

ワークショップで、
イヤイヤ期の子どもの役を
大勢のいる前でする事となり舞台に登壇

まさか🙈

と動揺しつつも、やるしかないので
やってみると┅

そうだよね
嫌だったよね
そうか、そうか

私の表現に優しく手を添えて
目を合わせ
和かな表情で
そのまんまを受け止める姿勢を体感させて頂けました。

やってみて感じた事

それは、いやいやーという気持ちよさ

驚きです。
大人になって、嫌!とやった体験がないんです。嫌と思っていても口に出さず、飲み込むように過ごしてばかりいたんだと気付かされたことと、それを、そのまんま受け止めてもらったことに暖かな気持ちになれたこと、子ども達はいやいやーとしている時には感情が解放されている事、相手の態度をよく観ているということ

そんなことを一瞬で学ぶことができたんです

夜勤明けで、参加したにも関わらず
全く眠気に襲われることなく
なんなら元気になって講演会から帰りました。

帰りながら思い出したあの日。

私は、傷ついた体験たちの置き場所に困り、自分を濁らせながらも、自分に正直に生きたくて、今を一生懸命過ごせていくことに、嬉しくなりました。

先生は、世界中を飛び回り、多くの方を救っていらっしゃるんだなと、感じるとともに、私もそんな活動ができる人として頑張りたいと決意を新たに持つ日曜日。

明日からの日々も大切に過ごしたいと思います☆

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