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日々のメモ。

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最近の記事

木ノ下歌舞伎「勧進帳」鑑賞@京都造形大

木ノ下歌舞伎「勧進帳」鑑賞。@京都造形大 久しぶりに北白川、少し散歩。 学生時代土曜の楽しみだった、ぎお門の親子丼はお腹が減ってなかったので断念。 白と黒、動と静。 間のグレー。ざわつき。 命のぶつかりあい。 境界線をつくるのも、そして超えて(変えて)いくのもいつだって人間でした。 帰り道、オレンジの下弦の月も綺麗でした。 よしっ、と気合が入った。 ちなみに中高生のための特別なんとかの、それ📗は、婦人の心にもばっちし響く素敵なものでした。 舞台感想の追記。とってもモ

    • ここかしこ 雲棚

      楽しみに待っていた雲棚。 プリっとしていてボリュームもあって、可愛げもある、雲棚。 開けた瞬間、いい香りと共に。 富山県の井波彫刻、伝統彫刻で、丁寧に手彫りで作られています。 ようやくうちに届いて嬉しいなあ。 こうして昔から続いているもの、 お札、職人技法、 やっぱりボリュームが(荘厳さとか、年期の重みも出る)から、 かわいいと思う感触が 生活の中にあるとすごーく嬉しいし、 その中に、また先に引っ張ってくれるような、 余白(そこは年期のありがたみと、大丈夫の身近なお守り感

      • 桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)

        桜姫東文章 (さくらひめあずまぶんしょう) 作・鶴屋南北 木下歌舞伎 脚本演出・岡田利規 歌舞伎って、面白いんだなぁと思いました(初鑑賞)。 最後は思わずポンっと、膝をたたきそうになりました(何、この自然反射)。 その時あっただろう、時代と不条理もそのままに進んで行くのに、なぜか自然な感じがとてもして、(変な言い方)しっくり腑に落ちるお芝居でした。 役者さん達、演出もとても素晴らしかったです。

        • 鴨居玲

          ハガキを額装した。 こんなことなら早くやっておけば良かったな。 タイトル「蛾」。 parisと書いてるからヨーロッパに行った時のだと思う。 2015年伊丹市美術館、鴨居玲展ー踊り候えー。 鴨居さんの絵は 怖くて、「老婆」とか 痛くて、観るのも結構きつかった。 ダイレクトに伝わる。 でもすごい人間に、寄り添っていて、 多分すごい優しさがあって、人間の根本の優しさ、慈愛というか 人間を見つめる眼差しが、凄い優しいのだけど それと同時に自分を責めるような、感じの間に立たされる作

        木ノ下歌舞伎「勧進帳」鑑賞@京都造形大

          「死、 時間、 愛 ②」

          「死」「時間」「愛」 言葉は人間が作ったものだから、 そして今の生活の中で起こる事に適用変換されるから、 それは太古の、人間の生まれるもっと前の 地球の始まりの、まだもっと前からの流れの中から ずっとただそこにある、今に続いてきた。 「死」は「栄枯盛衰」 「時間」は「流れ」 「愛」は「存在」 全部くっついてて、 そう考えたら、そのままでひとつ。 永遠も孕む。

          「死、 時間、 愛 ②」

          2022年 M1グランプリ

          今年のM1が面白くて何度も観た。 いや、名前が覚えられないな歳だな。 さやかのファーアウトラウンドの賽銭箱ネタ面白いなあ。 そこからの審査員のコメントも面白かったなあ。 熱量をありがとう。 ウエストランドの突き抜けて、 緊張してギリギリで現在進行形じゃなきゃ 意味ねーんだ、みたいな、 太郎も言うてた自分の中に毒を持て、そのこと、すごかった。 風穴、大事。

          2022年 M1グランプリ

          李禹煥 兵庫県立美術館開館20周年記念

          人間は建てようとし 自然は戻そうとする 私はその両面の見える門を提示する I present the gate where both side can be seen 限りなく行くものもあれば 限りなく来るものもあり その交差に両義の作品が出来る ambiguity 若い時代に学生運動にふれたことのある人は 何かしら、やっぱり感じる影響は大いにあるのだろう。 負けないという強さではなくとも 自分の哲学、美意識とも、があること。 ただそこにその時存在し 通過し反応があ

          李禹煥 兵庫県立美術館開館20周年記念

          ニーナシモン 魂の歌

          自分の中に魂があって、 それが身体を動かし突き抜けて喜ぶ姿が見える。 彼女の歌う姿をみると見える。

          ニーナシモン 魂の歌

          ホノカエメラルド 2022年11月26日

          大阪の九条apinaで開催されていたホノカエメラルド展示会に行く。 ずっと気になっていたけどタイミングが合わず、やっとのことで見にいけた展示会。ここに来る前にはエメラルドはとても強い印象だったけれど、ここでの展示は普段、毎日身につけていられそうな、そんなセレクションが多い。 九条は工場の下町だそう。このギャラリーのオーナーさんのご親戚が昔にお好み焼きやさんをされていたとのこと。手付かずで廃屋になりかけていたところを店主さんが改装して始められたイベントスペース。 たくさん

          ホノカエメラルド 2022年11月26日

          リヒター展 2022年10月23日

          豊田市で開催のリヒター展に行ってきた。 初めてリヒターの絵を見たのは昨年大阪Louis vuittonで、 このアーテイストに興味を持った。 エネルギー凄い、御年、90歳目前。 それ以来パリのLouis vuitton財団にいつか行けたらいいな、と思っていたけどコロナ渦の状況が徐々に解凍してきた頃の、国外からの大規模の個展が嬉しいことにリヒター展だった。この展示はリヒター自身の個人蔵の作品が多数とのことで、またそれも興味津々に、美術館に行く日をとても楽しみにしていた。

          リヒター展 2022年10月23日

          初恋

          「初恋」Netflix鑑賞。 愛することは覚悟が必要。 それは能力ではなく習得する技術。 エーリッヒフロム。 でも何度もおんなじことを繰り返すのは人間の性質なのではと思う。 動物ではなく、人間が持っているものと、 繰り返せば、いつかわかるのか、 歳を重ねたら、見えると思っても、 その度に繰り返す癖は、 私を慣れさせるけれど、 それでもまだ、 運命は信じていなくて、 なのに守りたい人もいる。 だけど無防備に守れない人もいる。 ね、聞こえる? ね、どうしよっか。 私の中に