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ホノカエメラルド 2022年11月26日

大阪の九条apinaで開催されていたホノカエメラルド展示会に行く。

ずっと気になっていたけどタイミングが合わず、やっとのことで見にいけた展示会。ここに来る前にはエメラルドはとても強い印象だったけれど、ここでの展示は普段、毎日身につけていられそうな、そんなセレクションが多い。

九条は工場の下町だそう。このギャラリーのオーナーさんのご親戚が昔にお好み焼きやさんをされていたとのこと。手付かずで廃屋になりかけていたところを店主さんが改装して始められたイベントスペース。

たくさんのやさしく、小ぶりなものがたくさんでした。ホノカさんのジュエリーをつけてお客様もいらっしゃって、店主さんと、あーだ、こーだ、と感想を言い合いながら選ぶ時間も、とても楽しかった。その方はブレスレットとピアスをされていた。たくさん全部付けてつけてね、と優しい店主さんのお言葉にも甘え、たくさんつけて、やっぱりリングは魅力的で、二つのリングで迷いながら。ひとつはとても彩度の明るいエメ(とエメラルドのことを呼んでおられる)。薄い彩色のグラデーションが美しく、ゴールド部分は幅があるキラキラしたもの。もうひとつのエメは俵形のエメラルドで横から見た時のゴールドの包み具合や、肌なじみもとてもよい。光が入ると色がまた変わって見える。

うんうん考えて、一服とお茶をよばれ。
たくさんお話し、何時間か。
ホノカさんとは20年来のお友達とか。
高松へのジュエリーの持ち帰り方法の話も面白かったな。コロナ禍で日本で展覧会ができず、そのときにapinaでもエメラルド展を始められたそう。ここでエメラルド?(ここではラグジュアリー感強過ぎない…?)と店主さんも初めは思ったそうだけれど。展示されていたエメ達はとても馴染んでいて素敵だった。

店主さんはとてもカジュアルに、気さくにたくさんお話ししてくださって、ほんとにお話しをするのが好きな方なのだと思った。とてもフランク&見解のフラットな方で、お昼以降についたのに気づけばもう外が暗くなっていたほど。

なんだか今とても必要であるような気がして、でも値の張るものなので、そして何度も一緒に帰る?どう?とエメに問いかけてみた。うんうんと考えて考えて、ストールを巻いた時のカジュアル映えしたエメを見て、そのときにこれっ!と思った。

ものは人から、買うって、金額関わらず、そんなことを思っていたけど、店主さんとほのかさんの人柄(関係性の温度)みたいなものをたっぷり感じたのがすごく決め手になったのは、購入理由の中で大きかった気がする。なんだろうな、あたたかく、繕わず、力が入っておらず、そんなのものがとてもとても必要だと思った。

サイズ直しをお願いして届くのが本当に、届くまでの時間もとても楽しみ。

今日の日のまるごとを、買ったような、大きなお買い物をしました。選んだんだ、自分。わすれないでまだまだいこう、特別な関係性がなくたっても、人って優しいんだ。未来の自分に必ず続いていく。そういうのが、ちゃんと宿っていると思った。

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