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「食べたい気持ち」が当たり前じゃなくなった日

好きなことは?と聞かれたら「眠ることと食べること」と躊躇なく答えていた。家の中のどんな場所より(特に明日はお休み!という日の)お布団の中が好きだったし、眠る前の夜長のお酒を交えたほとんど居酒屋状態の食卓も、友人たちとちょっといい料理を囲む他愛ない時間も大好きだった。

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