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パンとバラ初日劇評 退屈を「飾って」共に生きる
あらすじ
コロナ禍の合間をぬって、その読書会は行われている。
本を読むことに慣れているわけではないけれど、人生が退屈すぎて、退屈はほとんど恐怖で、わたしたちはここに来る。
カッターを人に預ける。クレジットカードも人に預ける。
『人形の家』を読んでおしゃべりをして、
『サロメ』を読んでおしゃべりをする。
そしてわたしたちは初めて「演劇」をはじめる。
目がいくつあっても足りない
忘れもしない12
パンとバラ稽古場レポート④ 豊かな演劇であることと、そこにある愛について(後編)
あらすじ
コロナ禍の合間をぬって、その読書会は行われている。
本を読むことに慣れているわけではないけれど、人生が退屈すぎて、退屈はほとんど恐怖で、わたしたちはここに来る。
カッターを人に預ける。クレジットカードも人に預ける。
『人形の家』を読んでおしゃべりをして、
『サロメ』を読んでおしゃべりをする。
そしてわたしたちは初めて「演劇」をはじめる。
自傷しないひとはどんな感想を抱くのか
それは
パンとバラ稽古場レポート④ 豊かな演劇であることと、そこにある愛について(前編)
以下は、12月のとある日、演劇ユニット・趣向の12月公演『パンとバラで退屈を飾って、わたしが明日も生きることを耐える。』の稽古を拝見したレポートです。
この作品には、過去に暴力をふるわれた人、現在精神障がいを持つ人が多数登場します。
もしも読んでいて体調が悪くなるなどありましたら、どうかご無理なさいませんよう、お願い申し上げます。
また、内容に言及する箇所もございます。事前に知りたくないという方は
パンとバラ稽古場レポート③ 物語の再解釈と砂のお城
あらすじ
コロナ禍の合間をぬって、その読書会は行われている。
本を読むことに慣れているわけではないけれど、人生が退屈すぎて、退屈はほとんど恐怖で、わたしたちはここに来る。
カッターを人に預ける。クレジットカードも人に預ける。
『人形の家』を読んでおしゃべりをして、
『サロメ』を読んでおしゃべりをする。
そしてわたしたちは初めて「演劇」をはじめる。
ヨカナーンは「やばい支援団体の人」
すこし前
パンとバラ稽古場レポート② 不安定の礎(いしずえ)は安定
あらすじ
コロナ禍の合間をぬって、その読書会は行われている。
本を読むことに慣れているわけではないけれど、人生が退屈すぎて、退屈はほとんど恐怖で、わたしたちはここに来る。
カッターを人に預ける。クレジットカードも人に預ける。
『人形の家』を読んでおしゃべりをして、
『サロメ』を読んでおしゃべりをする。
そしてわたしたちは初めて「演劇」をはじめる。
緻密な積み重ねで「雑」をつくる
お邪魔したの
パンとバラ稽古場レポート① やさしい演劇のつくりかた~ハラスメント防止研修に参加して
はじめに
思い返せばこの数年で、以前よりはるかに劇場に足を運びづらくなったと感じる。
新型コロナウイルスの蔓延ともう一つ、大きな要因になっているのが、なくならないハラスメントの告発だ。
個々の事例についてほんの少し調べただけで、加害者にはそういった噂があった、接する際には注意するよう周りにアドバイスされていたというような記述に行き当たり、愕然とする。同時に、けれどそれが普通のことだと思っていた、