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日本とは違う中華圏の端午節を体験してみた<6月25日>|シンガポール情報

ども、中の人です。6月25日は何の日だったかご存知ですか?6月25日は端午節でした🎏せっかく海外に住んでいるので、シンガポールに住む人に混ざって体験してきました!


端午節とは:日本で言う5月5日の端午の節句のことです。中華圏では旧暦扱いになるので2020年は6月25日でした。


▶端午節の由来

日本での端午の節句は「こどもの日」とされています。定番に食べるものは柏餅でしょう。しかし、中国や台湾、香港などの中華圏では意味合いが変わっています。シンガポールも色濃く中華圏の文化を引いているので同様の文化となります。

端午節は旧暦の5月5日、中華圏では十二支の中でも「午」の月とされています。「端」というのは「始まり」という意味を持っていて、その月の1番最初の「午の日」が「端午」というわけです。そしてなんと女性の節句ということです。端午の節句は別名「菖蒲の節句」、午の月はあまりよくないといわれているので、菖蒲など魔よけ効果がある草鼻を飾ったそうです。
5月は田植えの時期、昔は女性の仕事であったそうです、今では少し想像がつきにくいかもしれません。


▶端午節の風習

色々と個性的な風習があります。
・五穀豊穣の御祈願(朝鮮系)
・菖蒲の煮汁で髪を洗う
・菖蒲のものを見につける
・家の戸口に魔よけのある草花を飾る
・屈原を助ける意味合いとして、ドラゴンボート競技をする
・粽(ちまき)をたべる

では粽を買いに行ってみた様子をお伝えします。


▶粽(ちまき)を買いに行ってみた

日本でもちまきを食べる文化がありますね、もち米の具が入っているおこわです。屈原は古代中国の国民に愛された詩人です。腐敗した政治に絶望し川に飛び込んで、自殺をした歴史があります。屈原の体が魚に食べられないように国民がちまきを皮に投げたそうです。

というわけで買いに行ってみたのですが、行列で9種類ほど販売していたものの20時前では1種類のみとなっていました。

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待つこと20分・・・後ろにもどんどん人が並びます。

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葉っぱに包まれていて、想像より大きいです。1つを1食で食べるには少し多いかもしれません。

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ずっしりとお茶碗2つ分ほどのもち米の重さです。

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定番のものを購入したのですが、甘い豚肉が入っていました。今回は料金は4.5ドル~5.5ドル(350円~450円くらい)でした。ちょっと高いなと思いますが、量が多いのでコスパ◎でした!
家庭によっては砂糖や練乳をかけるようです。きなこ餅のような感覚でしょうか。油をかなり多く使っているのでウェットティッシュは必須アイテムです!

かなりお腹いっぱいになるので、家族で分けて食べるのがいいと思います。その国の行事を感じて、日本とは違うことを発見できるのも海外に住んでいる醍醐味かと思いました。

今度みなさんもお試しください~!

またお会いしましょう✋

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