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【保存版】これで香港の移動は迷わない!香港内の移動まとめ6選

こんにちは、パンダバス香港支店です🐼今日は、覚えておけば旅行で困らない!香港の移動手段をまとめてお伝えします!香港は面積日本の札幌市とほぼ一緒という小さな国ですが、地形の特性を生かして様々な移動手段があります。すべてをタクシーや旅行会社のツアーに参加するということではないと思いますので、移動手段をマスターできると香港での楽しさ100倍UPですね。

①タクシー

香港のいたるところにタクシーがあります。タクシースタンド(乗り場)は街の中心部(尖沙咀や銅鑼灣など)ではGoogle MapでTaxi Standと検索をすると出てきます。そのほかにもMTR(地下鉄)駅の近くやバス停の近くにもあることが多いです。もちろん流しのタクシーを捕まえても大丈夫ですよ。しかし!タクシーには注意点がいくつかあります。

a : 種類によって行く場所が限られている
香港のタクシーは色分けが行われています。色は3色で「赤 / 水色 / 緑」です。小さな面積なのに全部網羅していないというのが、海外らしさですね。これは中の人、空港に降り立って最初に受けた試練でしたので皆様お気を付けください。

赤色

タクシー

香港全域可能ですが、基本的には中心地や香港島への移動が多いです。
タクシーによっては香港島に行くことができず、お断りとなることもありますのでご注意ください。島を渡るときは、乗車前に「香港島 / 九龍半島」と言って確認することをおすすめします。

水色

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ランタオ島のみ運行、中心地や香港島に行くことはできません。
ランタオ島内の移動のみが利用いただけます。(例:空港⇔香港ディズニーランドなど)

緑色

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赤以外はちょっと珍しいので、普段目にすることはないかもしれませんがちょっと遠くに行きたいときは要注意です。赤色タクシーはどの地区でも行くことができますので、基本的には赤色タクシーに乗る!と覚えておきましょう。「その場所には連れていけないよ。」と言われたら、正しい色のタクシーに乗り換えましょう。

空港ではすでにレーン分けがされているので行きたいところを係員に見せるとどのレーンに並ぶべきか教えてくれますよ。中の人は聞く勇気がなくて15分ほど右往左往、、、勘で赤に乗った記憶があります。また、空港では地区ごとの大体の料金(高速道路代は別)が記載されているのでそちらを参考にしてください!

物価の高い香港ですが、タクシー料金の安さはピカイチ!初乗り料金は下記となります。(2021年1月中旬時点 ※料金は事前の予告なしに変動することがあります)

赤色:24HKD(約320円~)
※200メートル毎に1.2HKD~1.7HKDが加算されます。
水色:20.5HKD(約270円~)
※200メートル毎に1.4HKD~1.5HKDが加算されます。
緑色:19HKD(約250円~)
※200メートル毎に1.2HKD~1.5HKDが加算されます。

<空港⇔市内>
尖沙咀付近:
所要時間:約30~45分
料金:約270HKD(約3,630円)+高速道路代金など

香港島・中環付近:
所要時間:約30~45分
料金:約370HKD(約4,970円)+高速道路代金など

香港島・銅鑼湾付近:
所要時間:約45~60分
料金:約315HKD(約4,230円)+高速道路代金など

※時間帯によっては混雑することがありますので、余裕をもって移動することをおすすめします。
※特に香港島の場合はトンネルなどが夕方の時刻などは非常に混み合い、30分ほどかかることもあります

この他に大きな荷物や、生き物、電話での事前予約などによって料金が追加されます。※車いすや松葉づえは無料です。

また、500ドル紙幣や1,000ドル紙幣は使えないことがありますので、細かなお金に崩しておくと便利です。日本とは違い、メーターが故障しているタクシーも中にはあります。メーターのチェックは忘れずに!トンネル料金、高速料金、深夜料金やタクシーが元の位置に戻るための料金などは不定期にかかってきますのでご了承ください。

②MTR(地下鉄)

香港の主要移動手段ですね。乗り方さえわかれば、駅の案内表示には英語もありますし、タクシーのようにドライバーと会話をすることもないので比較的簡単に乗ることが出来ると思います。

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MTRの利用方法は
⑴券売機にて行先をタップしてコインを購入して利用
⑵オクトパスカード(ICカード)を購入しチャージしながら利用

オクトパスカードについてはこちらから

オクトパスカードを利用すると割引があることもあります。移動だけでなく買い物にも使えますので、ぜひご購入下さい!

MTRの路線の中にはエアポートエクスプレスライン(機場快綫)があり、
こちらを利用すると空港まで行くことができます。あっという間に市内から空港まで行くことが出来ます。エアポートエクスプレスは別途料金となりちょっとお高め。

エアポートエクスプレス

そして香港では時刻表がありません。じゃあいつ電車来るってわかるの?というところだと思いますが、「〇〇分間隔運行」といった表示がございます。比較的本数も多く出ているので、ご安心ください。

こちらもかなりお安めの異動料金です。
オクトパスカード利用の場合:4.8HKD(約65円)~
通常のチケット利用の場合:5HKD(約70円)~

※ご利用の線によって料金は大幅に異なってまいります。

旅行者がよく使うライン(荃灣ライン・港島ライン)の場合は下記となります。
オクトパスカード利用の場合:4.8HKD(約65円)~15.2HKD(約200円)
通常のチケット利用の場合:5HKD(約70円)~15.5HKD(約200円)

<空港⇔市内>
九龍(カオルーン)駅
所要時間:約21分
料金:
オクトパスカード利用の場合:100HKD(約1,340円)
通常のチケット利用の場合:105HKD(約1,400円)
往復の場合の料金:185HKD(約2,480円)

香港駅
所要時間:約24分
料金:
オクトパスカード利用の場合:110HKD(約1,480円)
通常のチケット利用の場合:115HKD(約1,540円)
往復の場合の料金:205HKD(約2,750円)

※往復チケットは30日以内の利用期限があります。
※同日中の往復の場合は料金が異なります。

また、エアポートエクスプレスは帰国日に市内でのチェックインもやっているので、重い荷物を空港までもっていかなくてもいいのも嬉しいところですね!最後の最後まで香港を満喫することが出来ます。

③バス

その土地のバスに乗ると、その土地のことがよく分かる。と言ったものですが、旅行者にとって難易度が高いのがバスではないでしょうか?市民の生活の足となっています。

a : 二階建てバス

二階建てバス

香港には一部を除き1階建てのバスはほとんどなく、基本的には2階建てのバスになっています。ダブルデッカーと呼ばれているものですね。旧イギリス領時代の名残を感じることもできます。

日本でも東京などでは一律料金、乗車時にPASMOをタップすることもありますね。もちろん乗降車の時にタップするというバスも多いと思います。香港では二階建てバスの場合は利用の線ごとに一律料金であることが多いので、乗る時にタッチするのみになります。ICカードをお持ちでない場合はお釣りがでないように運転手に渡してください。

バスは現金でも乗車可能ですが、お釣りが出ない機械に入れるので、硬貨の準備が必要です。ね、オクトパスカード買いたくなりましたよね?

バスは階段を上る人など関係なく出発するので、手すり等には必ずつかまって移動くださいね。二階の1番前は迫力抜群です!

こちらも市民の足となっているだけの価格帯です。
2HKD(約25円)~58HKD(約780円)

市内(九龍半島側)から空港の場合はA21番というバスが運行しているので、空港までかなり安くいくことが出来ます。もちろん時間はかかりますのでそこだけご注意ください。

所要時間:約60分~
料金:33HKD(約440円)

b : ミニバス

ミニバス

アナウンスや次の停留所の表示もないので、最高難易度となっています。しかし、香港中を網羅しているのでミニバスを制するものは香港を制す!となります。タクシー同様に色分けされています。

<赤色のミニバスの特徴>
・バス停が存在しない(路線内であればいつでも乗り降りがいただけます。)
・支払いは原則現金(一部オクトパスカードが普及しています。)
・事前席予約が可能(路線の途中で待っている旨をバス会社(バス停に記載)に連絡する必要があります。)

<緑色のミニバスの特徴>
・出発駅にて席が満員にならない場合は出発しないことがある
・バス停がある
・オクトパスにて支払いを行う(場所によっては自分でオクトパスカードのチャージ額を変更させる必要がある)

ミニバスは広東語が話せない場合は終点駅が希望の場合を除き、降りるタイミングなどが難しいため、旅行者のみなさまにはおすすめしていません。香港在住の日本人スタッフもいつも大苦戦しています。

料金は距離や、ルートに応じて異なりますが、相場の目安は
3.4HKD(約45円)~23HKD(約310円)

ミニバスで空港へはいけませんのでご注意ください!

④トラム

二階建てトラム

移動手段であり、観光体験にもなっているのが2階建てトラムです。香港島のみ運行です。

トラムは一律料金で、2.6HKD(約35円)となっています。

路線が基本的に1本ずつしかないので、前が詰まってしまっている場合は早くいくことはできません。急いでない時に乗ってみてください!

⑤ライトレール

ライトレール

新界(ニューテリトリー)地区にも路面電車が運行しています。運行している地域は屯門、元朗や天水圍地区です。

こちらは料金が4.9HKD(約65円)~7.4HKD(約100円)となります。
観光ではあまり使われない地区となりますが、列車がお好きな方は必見ですね。なにやら絶妙なレールのカーブがあるということです。乗り鉄さんはぜひ!

⑥スターフェリー

スターフェリー

香港島と九龍半島を結ぶ最初の公共交通機関です。歴史は古く1888年から運行しており、2つの島を結ぶトンネルが完成する1972年までは、車も船に乗せ移動をしていたようです。

スターフェリーは現在も住民の足として利用されているだけでなく、香港屈指の観光名所であるビクトリアハーバーの景色を楽しむためにも観光としても利用されることが多くなりました。

料金は2.2HKD(約30円)~3.7HKD(約50円)ほどとなります。

セントラル行きに乗ると、そこから徒歩圏内に中環・香港駅があるので、
エアポートエクスプレスに乗り空港へ向かう前や、到着後に利用することもできますね。


まとめ

今回ご紹介した6種類の交通手段が香港にはあります。そして何より物価が高い香港では破格の値段。ありがたい限りです。

確実性の場合はMTRがオススメです、ほぼ定時運航でもちろん渋滞もありません。ラッシュアワーは駅構内が混雑して1本、2本電車を見送ることもありますのでそこだけご注意ください。速さ重視の場合はタクシー移動がオススメです。混雑時には想定より時間がかかってしまうこともありますが、やはり便利ですね。料金を抑えたい場合にはバスはいかがでしょうか?街の空気を感じながらゆったりと異動することが出来ますね。

自分の生活スタイルに合ったもので、香港をお楽しみください!移動手段をマスターしたら、あなたもきっと香港迷🐼

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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