瓢鮎図の示す禅問答を解いてみたら、まだまだ無の境地には至っていなかった件(画像は wikipedia より引用)。
瓢鮎図とは禅のある公案を絵にしたものだ。この絵は京都の妙心寺が所蔵しており、この寺のご御朱印帳の表紙にもなっている。公案とはいわゆる禅問答であり、和尚(方丈)が僧侶(雲水)に出題する、答えのない問いだ。
僧侶は座禅をしたり、寺の掃除をしたり、修行の中で回答を考えて和尚に伝える。多くの場合は修行が足りないと突き返されるのだが、その答えが核心をついているのであれ
仏教書を読んで悟りの世界を覗いたら、会社で役立たず社員になりそうだった件
仏教の考え方を知り、日常で少し実践してみると、これが悟りというものかと思うと同時に、自分がその境地に至るにはまだ早すぎるのではないかと思い至ってやめてしまった。マネージャーとの1 on 1で悟りの境地を語ったら白眼視されてしまったからである。正直、かなり反省した。そして、悟った人というものは社会生活をまともに送れないのではないかと思った。前置きが少々長くなるが、お付き合い願いたい。
私は京都で大学生活を送ったのがきっかけで、神社仏閣を巡るのにハマった。そのうちに、ただ巡るだ